産地偽装:疑いで知事、輸入米業者を特別監査へ /三重
毎日新聞 2013年10月02日 地方版
流通大手のイオン(千葉市)が「国産米使用」と表示して販売した弁当などに中国産米が混入し、米を納入した米穀卸売業「三瀧商事」(四日市市)に産地偽装の疑いが持たれている問題を受け、鈴木英敬知事は1日、輸入米を取り扱う県内の全業者に対して特別監査を実施する考えを明らかにした。
県食品安全課によると、三瀧商事に対しては、同省や県が日本農林規格(JAS)法違反の疑いで調べている。特別監査は、同調査終了後、米を取り扱う県内約30業者について、輸入米の取り扱いの有無を確認した上で実施する。監査では、JAS法だけでなく、米の生産から販売・提供までの取引記録の作成・保存を義務付けた米トレーサビリティー法など関係法令に違反がないかも調べるという。
鈴木知事は、同問題について、「県内の大手事業者において消費者の不安、不信を招く事態が起こったことは極めて遺憾だ。輸入米に対する消費者の不安が募る可能性があるので、速やかに特別監査をしたい」と述べた。【田中功一】
〔三重版〕