tuedaの日記

2012-05-18

[] 地震・雷・火事・親父の親父が台風というデマを広げたのは誰か?

前から気になっていたが地震雷火事親父の「親父」が台風を指す「大山風」(おおやまじ)であるというデマを広げたのは誰か?

字を見ればすぐにおかしい事に気がつきそうだがネットは馬鹿ばっかりなので意外に広まっている。

「山の風」に台風という意味があるはずがないだろ常識的に考えて....

そして大山風という言葉も存在しない。

やはり最後は「親父」でなければ落ちにならないだろう。

で、このデマがいつ頃どうやって広がったのか不思議だったが、犯人は森田正光というお天気キャスターの人だそうだ(罪作りな...)。

http://flyman.jugem.cc/?eid=1046

なお「大やまじ」説が,はじめて紹介された書籍を調べると,
なんと!森田正光さん著の「雨風博士の遠めがね―お天気不思議ものがたり」(新潮社 1977)に
たどり着くのだそうです。

ちなみに書いた本人は人づてに聞いたらしい。そして現在では書いた本人がすでに否定しているにもかかわらず一人歩きしているという...

現代では親父の権威は落ちまくっているのでデマの方が通りがいいと言うことだろう。

言葉が変化する過程としては面白い。


参考。

http://flyman.jugem.cc/?eid=1046

http://homepage3.nifty.com/furu1/mlounge/mac323.htm


地震・雷・火事・親父という語句は江戸時代にはすでに完成していた。

(ところで江戸時代にはすでに「擬人化」があったんですね・・・・さすが日本人は変態だ)

http://www.komonjyo.net/jisinken.html

f:id:tueda_wolf:20121023234919j:image

この絵は1855年に書かれたらしいので150年前から親父の定位置だった場所を追い出されるとは最近の親父の権威の落ち方が半端ない。

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