米ゼネラル・モーターズ(GM)で自動運転技術開発などを担当するディレクターのジョン・キャップ氏は14日、日本経済新聞などの取材に応じ、高速道路など自動車専用道路でハンドルから手を離して運転できる自動運転技術を「2010年代に投入できる」との見通しを語った。
同氏は14日開幕した「ITS世界会議 東京2013」参加のため来日した。GMは車速調整や車線維持を自動化する技術を組みあわせた「スーパー・クルーズ」と呼ぶ自動運転技術を開発中。キャップ氏はこの技術を6年以内に実用化できるとし「自動車専用道路を走行する際にハンドルを握らなくてもよくなる」とした。
「スーパー・クルーズ」は、人間による操作が必要と判断した場合にはシステムがドライバーに運転操作への介入を求める。キャップ氏は「目的地を入力するだけでたどり着く完全な自動運転の実現には、もうしばらく時間がかかる」と話した。自動運転技術を巡っては日産自動車が20年までの市販を表明しており、大手間の開発競争が本格化している。
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