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南スーダンPKO派遣 延長と増員へ
10月15日 13時30分

政府は15日の閣議で、アフリカの南スーダンでの国連のPKO=平和維持活動に参加している陸上自衛隊の派遣期間を、来年10月末まで1年間延長するとともに、派遣部隊の人員を増やすことも決めました。

20年以上にわたる内戦の末、おととしスーダンから分離独立した南スーダンには、7500人規模の国連のPKOが展開しており、陸上自衛隊の施設部隊などおよそ350人も、首都ジュバ近郊で道路などの社会基盤の整備に当たっています。
このPKOの活動について、国連の安全保障理事会はことし7月、南スーダンの発展と安定を引き続き支援していくとして、活動期間を1年間延長することを決めました。
これを受けて、政府は15日の閣議で、今月末までとなっている自衛隊の派遣期間を、来年10月末まで1年間延長することを決定しました。
また国連の要請を受けて、活動範囲を首都ジュバに隣接する2つの州に広げ、派遣部隊の人員を増やすことも併せて決めました。
防衛省は、現地で活動する隊員をおよそ50人増やして400人規模とする方針です。
小野寺防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、「自衛隊の活動は現地で大変高く評価されている。治安をしっかり把握しながら、安全に活動できるよう人員などを充実させた」と述べました。

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