平成25年10月11日TPPに関する主要閣僚会議
平成25年10月11日、安倍総理は総理大臣官邸で、第8回となる「TPPに関する主要閣僚会議」に出席しました。
本日の会議では、「バリにおけるTPP首脳会合及び閣僚会合の結果報告」がなされ議論が行われました。
安倍総理は冒頭のあいさつで次のように述べました。
「去る8日にTPP首脳会合がバリ島で開かれまして出席をいたしました。首脳会合に先立ちまして閣僚会合、首席交渉官会合が開かれ、精力的に交渉をしました。
首脳会合では、残された困難な課題の解決について、首脳間で率直な意見交換を行い、交渉の年内妥結へ向けた決意を首脳間で改めて確認をいたしました。
私からは、以下の3点を強調しました。すなわち、
- TPPがモノだけでなくサービス、投資、電子商取引、知的財産、環境などの分野を含む、21世紀型の経済統合協定であり、アジア太平洋地域の成長の起爆剤となるものであること。
- 交渉妥結のために、包括的でバランスのとれた成果を出すことが不可欠であること。
- 交渉の年内妥結へ向け、日本としても建設的な役割を果たす用意があること。
残された課題は多いわけでありますが、日本が交渉の進展に積極的な役割を果たし、関係国からも高い評価をいただいております。
TPP交渉への参加は、「国家百年の計」であり、年内妥結へ向け日本が主導的な役割を果たしていくべきであると考えています。甘利大臣はじめ関係閣僚にはしっかりと取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。」