【ロンドン=欧州総局】14日のロンドン株式相場は続伸。FTSE100種総合株価指数は前週末終値に比べ20.46ポイント高の6507.65で引けた。構成銘柄の7割が上昇した。
特殊化学のジョンソン・マッセイと建設資材のトラビス・パーキンスが大幅上昇。ともにアナリストによる投資判断の引き上げが買い材料視された。前週末に売られた特殊化学のクローダ・インターナショナルのほか、建設資材のウォルセリーも連れ高。
BPなど石油株や薬品株もしっかり。いずれも全銘柄に買いが入った。
スーパー株など食品関連株も堅調だった。
一方、アナリストらが株式評価・判断を引き下げた銘柄に売りが集中した。ビールのSABミラーを筆頭に資源商社のグレンコア・エクストラータコアやガス供給・販売のセントリカ、酒類のディアジオが下落した。
アナリストが投資判断を引き下げたロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)をはじめ銀行株が全面安となり、指数の上値を重くした。
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