【ロンドン=欧州総局】14日午前のロンドン株式相場は小動き。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前週末終値に比べ3.53ポイント高の6490.72で推移している。上昇と下落の構成銘柄数は拮抗(きっこう)している。
指数は前週末まで続伸したが、米債務上限の引き上げ問題を巡る協議が長引き、様子見ムードが強まっている。
中国が12日発表した9月の貿易統計で輸出額が前年同月比で減少したことも上値を抑えている。
銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)やスタンダードチャータードなどが安い。
資源商社のグレンコア・エクストラータも軟調。
アナリストが投資判断をそれぞれ引き下げた食品包装のブンズルや酒類のディアジオ、ビールのSABミラーも売られている。
一方、アナリストが投資判断を上方修正した特殊化学のジョンソン・マッセイと、建設資材のトラビス・パーキンズは堅調。
スーパーのWMモリソン・スーパーマーケッツとテスコも高い。
ガス生産・開発のBGグループと、石油のBPも買われている。
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