守備&走塁の指導能力を高く評価されている高代氏【拡大】
「走塁革命」を掲げる和田虎が14日、高代氏を内野守備走塁コーチの有力候補に挙げていることが、判明。この日、サンケイスポーツの取材に応じた球団幹部が「候補の1人」と認めた。
高代氏は、韓国チームを含めた6球団でコーチ経験があり、広島時代には金本を、中日時代には福留を一流選手へと育て上げた実績を持つ。
また、WBC日本代表の2大会(2009年、13年)で内野守備走塁コーチを務めた。三塁コーチャーとしての状況判断力にも優れ、「ノックの名人」としても球界では有名。熱血的で親身な指導力に定評がある。
前日13日のCS敗退後に、久慈コーチが突然の辞意を申し入れて空白となったポスト。風岡尚幸2軍同コーチ(45)の昇格も含めて、最善策を練っていく。
高代 延博(たかしろ・のぶひろ)
元内野手。1954(昭和29)年5月27日、奈良県生まれ、59歳。智弁学園高、法大、東芝を経て、79年D1位で日本ハム入団。1年目からレギュラーを獲得し、ゴールデングラブ賞を獲得。80年にベストナイン、81年にはリーグ優勝に貢献。その後、広島に移籍。89年に現役引退。引退後は広島、中日などのコーチに就任。2012年10月10日にはWBC日本代表の内野守備走塁コーチに就任。1メートル68、77キロ。右投げ右打ち。
(紙面から)