中国:9月の消費者物価、食品価格高で3.1%上昇-予想2.8%
10月14日(ブルームバーグ):中国国家統計局が14日発表した9月の消費者物価指数は前年同月比3.1%上昇し、上昇率はブルームバーグ・ニュースがアナリスト44人を対象に実施した調査の予想中間値2.8%を上回った。8月は2.6%上昇だった。食料品が6.1%上昇と2012年5月以来、1年4カ月ぶりの大幅上昇となったことが9月の全体の数字を押し上げた。
一方、9月の生産者物価指数は前年同月比1.3%低下し、低下のペースは前月の1.6%から鈍化した。同予想の中間値は1.4%低下だった。
中国の政策当局者は今年の消費者物価上昇率を3.5%程度に抑制することを目指している。李克強首相は先月、同国の経済成長率について、雇用創出を確保するための「下限」と、インフレ抑制のための「上限」との範囲内に収めるよう努めていると述べた。
原題:China Consumer Prices Rise 3.1% as Factory-Gate DeflationEases(抜粋)China Exports Unexpectedly Drop as Food PricesStoke Inflation(抜粋)
記事に関するブルームバーグ・ニュース・スタッフへの問い合わせ先:北京 Scott Lanman slanman@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 yokubo1@bloomberg.net
更新日時: 2013/10/14 11:32 JSTニュース一覧
注目のセクション