しばらく使っていなかった Windows XPマシンが、自動更新を何度やっても失敗してしまうようになってしまった。KBの番号で検索すると、同じ現象でつまづいている人が大勢いるようでした。その中にマイクロソフトのメールサポートの回答と思われる情報を見つけたので、それを参考にしました。今回は、作業 3 と 作業 7 はやらなくてもうまくいきました。
結局は、「.Net Framework を完全にアンインストールして、NET Framework 3.5 を入れ直す」という、とてもとても時間のかかる方法で解決できました。
【問い合わせ】
.NET Version 2.0 ~ 3.5 用 Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 および .NET Framework 3.5 ファミリ更新プログラム (KB951847) x86とMicrosoft .NET Framework 1.0 Service Pack 3 日本語版のインストールに失敗します。オペレーティング システム: Windows XP
【回答】
お問い合わせいただきました現象につきまして、以下のとおり回答いたします。
ご連絡いただきました内容から、NET Version 2.0 ~ 3.5 用 Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 および .NET Framework 3.5 ファミリ更新プログラム (KB951847) x86とMicrosoft .NET Framework 1.0 Service Pack 3 日本語版のインストールに失敗していることを承りました。
※ NET Framework 3.5は現時点で弊社から提供させていただいている最新のバージョンであるため、.NET Framework 3.5 及び .NET Framework 3.5 Service Pack 1 (KB951847) が正常にインストールできましたら、Microsoft .NET Framework 1.0 Service Pack 3 日本語版のインストールは必要ではございません。以下にて.NET Framework 3.5 及び .NET Framework 3.5 Service Pack 1 (KB951847) のインストール方法をご案内させていただきます。
この度の現象につきましては、以前のバージョンを削除してから、再度.NET Framework 3.5 及び .NET Framework 3.5 Service Pack 1 (KB951847) をインストールすることで現象が回避される可能性がございます。
――――――――――――行っていただきたい作業――――――――――
■ 作業 1. [プログラムの追加と削除]
■ 作業 2. [.NET Framework 削除ツール]を実行する
■ 作業 3. 常駐ソフトウェアの停止する
■ 作業 4. NET Framework 3.5 をインストールする
■ 作業 5. Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 のインストール
■ 作業 6. NET Framework 3.5 ファミリの更新プログラム のインストール
■ 作業 7. 常駐プログラムを開始状態に戻す
――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 作業 1. [プログラムの追加と削除]
.NET Framework を手動で削除して再インストールするには、次の手順を実行します。
1.[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。
2.[プログラムの追加と削除] をダブル クリックします。
3.コンピューターに既にインストールされている .NET Framework の各バージョンをすべてアンインストールします。
4.コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示されたら、コンピューターを再起動します。
引き続き作業2にお進みください。
■ 作業 2. [.NET Framework 削除ツール]を実行する
[.NET Framework 1.0]を含むすべてのバージョンの[.NET Framework]を、お使いのコンピューターより完全にアンインストールしてから、再度インストールし直します。
以下の手順に沿って作業を行ってくださいますようお願いいたします。
―――――――――――――《ご注意》――――――――――――――
以下にご案内させていただく Web サイトは、現在英語表記のページのみとなります。
見づらい点もありご迷惑をおかけしますが、以下の手順に沿って作業を行ってくださいますようお願いいたします。
――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 下記のリンクをクリックします。
2. [ダウンロード]をクリックします。
3. 画面が開きましたら、[保存] をクリックします。
4. [名前をつけて保存] 画面では、[保存する場所] を「デスクトップ」とし [保存] をクリックします。
5. ダウンロードが完了しましたら、[閉じる] をクリックして画面を閉じ、Internet Explorer も右上の×ボタンで閉じます。
6. デスクトップに保存した [dotnetfx_cleanup_tool.zip] 圧縮フォルダーをダブルクリックします。
7. [dotnetfx_cleanup_tool.zip] 圧縮フォルダー画面が開きましたら、[cleanup_tool] をダブルクリックします。
8. [圧縮 (zip 形式) フォルダーの警告] 画面が表示されましたら、[実行] をクリック、続いて [ファイルのダウンロード - セキュリティの警告] が表示されましたら、こちらも [実行] をクリックします。
9. "Do you want to run the Installation Cleanup Utility?" という画面が表示されましたら、[はい] をクリックします。
10. 英語で使用許諾の画面が表示されますので [Yes] をクリックします。
11. [Product to cleanup] から [.NET Framework - All Versions] を選択後、[Cleanup now] をクリックします。
12. ファイルの削除中は [Current status:] に「Removing Files」と表示されます。
13. [Current status:] の表示が「Products cleanup succeeded!」となりましたら削除は完了です。
14. [Exit] をクリックして閉じ、コンピューターを再起動します。
上記作業完了後、引き続き以下の作業へお進みください。
※ ご注意
下記作業を実施いただく前に、外付けハードディスクやプリンター等の周辺機器を取り外していただいた状態にて実施いただきますようお願いいたします。
※ 下記の操作によって、コンピューターに導入されているほぼ全ての常駐ソフトウェアが停止状態となります。常駐ソフトウェアには、セキュリティ対策ソフトも含まれます。
そのため、すべての常駐ソフトウェアを停止させた状態では、 Web の閲覧やメールの送受信などは極力行なわず、本問題の確認のみを行なっていただきますようお願いいたします。
■ 作業 3. 常駐ソフトウェアの停止する
1. [スタート] ボタンをクリックします。
2. [ファイル名を指定して実行] をクリック後、 [名前] の欄に以下のコマンドをコピーして貼り付けていただき、[OK] をクリックします。
msconfig
3. [システム構成ユーティリティ] の画面が開きます。
4. [サービス] タブをクリックします。
※ お客様ご自身でチェックをオフにしている項目があれば、現在チェックをオフにしているものをメモに控えてください。
5. ウィンドウ下部にある [Microsoft のサービスをすべて隠す] チェック ボックスをオンにします。
6. [すべて無効にする] をクリックします。
7. [スタートアップ] タブをクリックします。
※ お客様ご自身でチェックをオフにしている項目があれば、現在チェックをオフにしているものをメモに控えてください。
8. ウィンドウ右下にある [すべて無効にする] のボタンをクリックします。
9. [OK] をクリックします。
10. [再起動] をクリックし、コンピューターを再起動します。
11. 再起動が完了すると、「システム構成ユーティリティを使って Windows の開始方法を変更しました」というメッセージが表示されますので、[Windows の開始時にこのメッセージを表示しない、またはシステム構成ユーティリティを起動しない] チェック ボックスにチェックを入れ、[OK] をクリックします。
上記手順を図解入りで紹介している参考資料がございます。ご参考にしていただければ幸いです。
[参考資料]
Windows XP で問題解決のために、クリーンブートを実行するには
コンピューターの再起動後、以下の作業へお進みください。
■ 作業 4. NET Framework 3.5 をインストールする
1.ダウンロードし、インストールする際には、下記のWEB サイトにアクセスします。
Microsoft .NET Framework 3.5
2. [ダウンロード] をクリックし、[保存] をクリックします。
3.[名前を付けて保存] をクリックし、保存先を [デスクトップ] に指定し、[保存] をクリックします。
4.ダウンロードが完了しましたら、デスクトップに保存されたファイルをクリックして、インストールしてください。
上記の作業を行っていただいた後、.NET framework 3.5 sp1 が表示されるかどうかご確認ください。
万が一表示されない場合、大変お手数をおかけしますが、個別インストールをお願い申し上げます。
■作業 5. Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 のインストール
1.以下の WEB サイトにアクセスします。
Microsoft .NET Framework 3.5 Service pack 1 (Full Package) - 日本語
2. [ダウンロード] をクリックします。
3. [ファイルのダウンロード] 画面が表示されましたら、[保存] をクリックします。
4. [名前をつけて保存] 画面では、「保存する場所」を「デスクトップ」に設定し、[保存] をクリックします。
5. ダウンロードが完了しましたら、[閉じる] をクリックし画面を閉じます。
6. デスクトップにダウンロードされたファイル、 dotnetfx35.exe をクリックし、インストールしてください。
■作業 6. NET Framework 3.5 ファミリの更新プログラム のインストール
以下の WEB サイトには 3 つほどダウンロードするプログラムがございます。ご注意ください。
1.以下の WEB サイトにアクセスします。
Windows XP x86 および Windows Server 2003 x86 用 Microsoft .NET Framework 3.5 ファミリの更新プログラム
2. ページ下部の[このダウンロードに含まれるファイル] の一覧の中か[NDP20SP2-KB958481-x86.exe] の右側にある[ダウンロード] をクリックします。
3. [ファイルのダウンロード] 画面が表示されましたら、[保存] をクリックします。
4. [名前をつけて保存] 画面では、「保存する場所」を「デスクトップ」に設定し、[保存] をクリックします。
5. ダウンロードが完了しましたら、[閉じる] をクリックし画面を閉じます。
6. デスクトップにダウンロードされたファイル、 [NDP20SP2-KB958481-x86.exe] をクリックし、インストールしてください。
7. インストールに成功した場合は、同様の手順で、 [NDP30SP2-KB958483-x86.exe] 、[NDP35SP1-KB958484-x86.exe] と順にダウンロードし、インストールします。
また、現象が改善されている場合は、この度の作業にてダウンロードしていただいたファイルは削除していただいて問題ございません。
上記作業の結果、更新プログラムのインストールに成功しても、また失敗した場合であっても、必ず下記の手順にて常駐プログラムを停止する前の状態に戻していただきますようお願い申し上げます。
■ 作業 7. 常駐プログラムを開始状態に戻す
1. [スタート] をクリックし、[ファイル名を指定して実行] を選択します。
2. [名前] の入力欄に以下のコマンドをコピーして貼り付けていただき、[OK] をクリックします。
msconfig
3. [システム構成ユーティリティ] が開きます。
4. [通常スタートアップ] をクリックします。
※ お客様ご自身で元々チェックをオフにしていた項目があれば、[サービス] 、[スタートアップ] の各タブで該当の項目をオフにしてください。
5. [OK] をクリックして、[システム構成ユーティリティ] ウィンドウを閉じます。
6. 変更を反映するためにコンピューターの再起動を促すメッセージが表示されましたら、[はい] をクリックします。
インストールに成功している場合は、コンピューターの再起動後、 Windows Update を実行していただき、.NET Framework 3.5 の更新プログラムが検出されなくなっていれば、正常にインストールされたと考えられます。
また、現象が改善された場合は、この度の作業にてデスクトップにダウンロードしていただいたファイルは削除していただいて問題ございません。