トップページ政治ニュース一覧武器輸出三原則「抜本的な見直しを」
ニュース詳細

武器輸出三原則「抜本的な見直しを」
10月9日 15時49分

武器輸出三原則「抜本的な見直しを」
K10051516811_1310091714_1310091735.mp4

政府が策定を進める「国家安全保障戦略」に関する有識者懇談会が開かれ、出席者からはいわゆる「武器輸出三原則」は現状に合っていないなどとして、抜本的な見直しを戦略に盛り込むべきだという意見が相次ぎました。

政府は、外交と防衛の基本方針となる「国家安全保障戦略」の策定を進めており、9日、総理大臣官邸で、有識者から意見を聞く3回目の懇談会を開きました。
この中で出席者からは、武器の輸出を制限しているいわゆる「武器輸出三原則」について、「武器の輸出は悪いという観点は現状に合っていない」、「基本的な価値が同じ国とは、武器の生産で協力してもいいのではないか」などと、抜本的な見直しを戦略に盛り込むべきだという意見が相次ぎました。
また出席者からは、日本を取り巻く安全保障環境が変化していることを踏まえ、「国家安全保障戦略は10年に1回程度、見直していくべきではないか」という意見も出されました。
政府は、引き続き有識者から意見を聞きながら、年内に「国家安全保障戦略」を策定し、防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」に反映させたいとしています。

[関連ニュース]
k10015151681000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ