インドネシア、韓国・中国と通貨スワップ協定締結へ=産業相
[ジャカルタ 24日 ロイター] - インドネシア中央銀行は、韓国との通貨スワップ協定締結を目指している。ヒダヤット産業相が明らかにした。
産業相によると、中国とも来週、同様の協定を締結する予定。ルピア防衛措置の一環となる。日本との通貨スワップ協定に関しても、現在の120億ドルから増額を目指している。
ただ、韓国銀行(中央銀行)の国際局長は合意はされていないとした。インドネシア中銀の広報担当者はコメントを控えた。
ヒダヤット産業相は「中国は恐らく、(習近平)国家主席が10月2─3日にインドネシア訪問の際、協定に署名するだろう」と語った。規模については150億ドルになるという見方を示した。
中国とインドネシアは2009年に1000億元(163億4000万ドル)の2カ国間通貨スワップ協定を結んだが、昨年失効した。
産業相は、韓国中銀との協定の規模は100億ドル程度になるとした。
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