【ソウル時事】韓国首相の下に置かれた国務調整室は10日、原発の発注主や部品納入業者の不正に関する調査結果を発表した。それによると、稼働中の原発20基に関し、過去10年分の部品の品質関連書類約2万2700件を調べた結果、277件で偽造が見つかった。さらに、建設中または稼働中断中の原発の書類約21万8100件では、2010件の偽造を発見した。
これと同時に、9月末までに、検察当局が、品質関連書類の偽造や納品契約の不正、収賄などの容疑で、送電を担う韓国電力の副社長や原発を運営する韓国水力原子力の元社長を含め、発注側や業者の現・元職員ら計100人を起訴したことも発表した。
偽造書類に関係する部品は交換あるいは再点検を行ったという。(2013/10/10-19:15)
北朝鮮の女性たち 2013年秋