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 前回の郡山市議会選挙でトップ当選した滝田はるな(春奈)。1978年4月2日大槻町生まれの32歳。美人とは言い難いが、愈々郡山にも才色兼備の将来を嘱望される女性が出て来たと思った有権者は多い。

 郡山にとっても有望株の滝田が所属する政党は何故か「緑の党」。会派は蛇石郁子(3期目)が代表を務める「虹とみどりの会」。如何にも乙女チックで、政治家としての軽さが滲み出てる名称だ。メンバーは蛇石と滝田の二人。

 嘱望される若手議員が自民党や共産党などではなく何故に「緑の党」なのか。親の影響か、それとも周りの環境でこうした幼い正義感に目覚めたのか、愚生でなくとも滝田を訝しく思った市民も少なくはない。

 「滝田はるなのブログ」を覘くと、本人の出身校として大槻小→郡山第二中→安積女子高→東北大法学部と記され、プロフィールにはこう書かれてある。

 1994年、福島県立安積女子高等学校入学。司法の世界に興味を持ち、法学部を目指勉強。またこの頃、スノーボードに出会い、電車で友人と毎週通うようになり、自然の偉大さを実感。

 1998年、東北大学法学部入学。法律と政治学を学ぶ。この頃から憲法の素晴らしさ、大切さを知る。また冤罪事件について学び、日本で人権が守られていないことに憤りを感じ、司法の道を志す。

 「緑の党」や「反原発」、「憲法」の認識や「人権」云々に胡散臭さはあるが、安積女子(現・安積黎明)高校といえば名門校、県内でも屈指の進学校から東北大に進学するとはかなりの秀才だと誰もが思ったのは間違いない。

 前回の選挙でトップ当選したのもこうした学歴と経歴が市民の共感を生んだからだ。友人にも「緑の党にも優秀な人材がいるんだね」と絶賛してたヤツがいるが、誰もが宮城県仙台市に在る「東北大学卒」という学歴を疑わなかった。

 選挙で「東北大学・法学部」と書けば100人中100人、仙台の「東北大学」だと思うだろう。トップ当選がそれを物語っているのではなかろうか。

 だが、ショッキングなことに滝田議員が入学し、卒業したというのは、東北地方宮城県仙台市に在る「東北大学」ではなく、実は中華人民共和国遼寧省の省都瀋陽に在る「東北大学」だったという実しやかな噂が広がっている。

 「1998年、東北大学法学部入学。法律と政治学を学ぶ」との説明も、日本の「東北大学」ではなく、中国共産党一党独裁の下で中華人民共和国の法律と共産主義の政治学を学んだというのか。

 これが事実なら学歴詐称ではないか。

 「学歴詐称」や、安易に「博士号」を取得出来る「学歴汚染」の問題は、教育再生が叫ばれる中で大問題になっているのを御存じだろうか。

 「ディプロマミル」或いは「ディグリーミル」とは、実際に就学せずとも金銭と引き換えに高等教育の「学位」を授与する機関で、その活動は「学位商法」とも呼ばれ、金さえ払えば名誉博士号などを取得出来る。

 有名なところでは池田大作を筆頭に六代目三遊亭圓楽(楽太郎)、今やテレビで人気の武田邦彦、デューク更家 など数多く存在する。

 普通は博士論文を書いて審査を受けて、そこで初めて博士号が授与されるが、安易に取得出来る「学位商法」による学歴汚染は今や社会問題でもあるのだ。

 「ディプロマミル」や「ディグリーミル」の発行した学位を使用していた場合、軽犯罪法第1条15項(称号詐称の罪)で処罰される可能性が指摘されている。

 誰もが疑わなかった「東北大学・法学部入学」、そして「卒業」。「冤罪事件について学び、日本で人権が守られていないことに憤りを感じ、司法の道を志す」というのも全くのデタラメだったとしたら謝罪で済む話ではない。

 後ろめたい気持ちがあるのならプロフィールはあんな風には書かないし、facebookにも「東北大学(中国)」となってたのは摩訶不思議なことだ。

 facebookは(中国)の部分が削除・訂正され、本人の「一浪一流」という言葉も載っているところを見れば単なる噂だったのだろうが、訂正するなら「卒業證書」をアップした方が簡単だろうに。

 何れにしても誰かが故意に滝田本人を貶めようとしたのなら、徹底してその理由を調べる必要があるのではないか。

 学歴詐称が本当だったとすれば断じて赦されるものではないが、滝田が所属する「虹とみどりの会」代表である蛇石郁子も、そういった事情を知りながら、何らアドバイスもしていなかったとすればそれもまた無能と言わざるを得ない。

 抑々、「日本で人権が守られていないことに憤りを感じ、司法の道を志す」と言いながら、中華人民共和国の人権弾圧に対してはどう感じているのだろう。 no title
 画像は「フリーチベット」を訴える女性活動家。活動家とは安逸な生活をしながらやれる様なものではなく、覚悟が必要なのだ。滝田春奈も見倣うべし。

 未だ共産主義を最高原理として崇め、人民には信仰の自由も無く、神や仏という共産主義を超える最高の存在を許せない国より、日本の方が人権も無く、悪いとでも言うのだろうか。

 「憲法の素晴らしさ、大切さを知る」というが、まさか日本国憲法を「世界で唯一の平和憲法」などと思っているのだとしたら、「東北大学・法学部」が如何に無能な大学だったかということを証明している様なものだ。

 集会の自由や結社、出版、言論等々基本的人権も無い国を批判せず、何が日本で人権が守られていないだ。日本の冤罪事件や人権より、支那の人権弾圧や虐殺には憤りを感じないのだろうか。

 第二次大戦以降、中共は膨大な軍事力を背景に周辺諸国を弾圧して来た事実を知らないとでもいうのか。武力、暴力、弾圧、無法によって中共はチベット、ウイグル、トルキスタンへの圧政を続けてるではないか。

 日本に住み、日本の恩恵を享けながら、日本を卑下し貶める連中や節操なく中共に媚びる日本人こそ、戦後の中共の行動を先ず学ぶべきだ。

 まぁ愚生が熱く語ったところでこの女には通じまい。なんせスノーボードをやりに電車に乗っただけで自然の偉大さを実感するくらいだから、支那大陸を観たら自然の偉大さに圧倒されるだろうことは想像に余りある。

 滝田春奈のこうした幼稚で単純な正義感と行動力は、「緑の党」にとっては利用価値が高く、打って付けの候補者だったに違いない。

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 滝田春奈は、「子ども・被災者生活支援法」の成立から1年以上過ぎても国が支援の基本方針を策定しないのは違法だとし、国に早期策定を求めて東京地裁に提訴したその原告19人の中の一人。

 「早急に基本方針が策定され、放射能から子どもたちを守るための施策にしっかりと予算がつけられるように、うやむやにされないように、しっかりと現地の声を訴えていきます」と訴えているが、こうした「放射脳」の連中こそ、復興どころか復旧をも遅らせていることなどは自覚もしていない。

 要は「反原発」の連中の言い分というのは「正義」や「正論」は存在せず、如何に国民や有権者を騙し、党勢拡大に利用するかだけなのだ。

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 画像は、前回の総選挙で「緑の党」から比例代表に出馬した木村雄一。滝田春奈や蛇石郁子らの同志でもある。如何にも人となりの悪さが滲み出てる。

 木村は福島市内でライブハウスを経営していたが、震災後に福島から佐賀県に逃亡した。こういう自主避難者には「災害救助法」に則り生活費などが保障されるが、そういうことは「自称・被災者」らは絶対に言わない。

 木村の様に、福島の地を捨てた「自称・被災者」が福島を貶めてるケースは後を絶たない。木村は公示日、九州電力本店前で第1声を上げた。

 福島県南相馬市の人から聞いたことだとして、「頭が2つある子、生まれてますよ。後は、無脳症の子どもも生まれてます」と話す。更に、福島県西郷村では、12年夏以降からも奇形の子が生まれているとし、「チェルノブイリの再来」だと煽り、「それを言う為に僕は立候補したんです」と悦に入る。

 以前、日本生態系協会会長の池谷奉文が講演会で、「福島の人とは結婚しない方がいい」「今後、福島での発がん率が上がり、奇形児が発生する懸念がある」などとの発言したのを思い出すが、これと一緒だ。妄想でしかない。

 これの内容は全く根拠の無いものだったが謝罪するどころか頬っ被りをして逃亡した。木村にしろ池谷にしろ、或いは坂本龍一や山本太郎らの根拠もない差別発言への怒りは治まることはないが、滝田ら仲間が諌めた話しも出たこともない。

 反原発派が胡散臭いのは、こうした妄言に苦言も呈さず、それどころかこうした発言に便乗して福島差別を助長していることだ。

  こうした妄言は更なる差別と風評被害を齎し、放射線への誤解は復旧作業や復興にも影響を与えているのを知らぬ訳はあるまい。「流言は知者に止まる」というが、反原発派には知者はいない。自己本位のアホばかり。

 実際には有り得ないことだと分かっていても、実しやかに「奇形が生まれる」と言われれば気持ちの良いものではないし、特に福島県に住む女性にとっては不安になるのは当然だ。こうした発言は断じて赦されるものではない。

 因みに福島原発事故で放たれた家畜やペットから奇形が生まれたという事実はない。以前、ネット上で耳の無い兎や障害のある犬などがアップされ騒がれたことがあるが、それは放射線とは全く関係のないものだった。

 原発事故で「頭が2つある子」は生まれてはいないが、事故以来殖え続けているのは精神に異常を来たしている「反原発」「即廃炉」を唱える新種で、それは福島県内に止まらず、日本全域を蝕み続けている。

 反原発派よ、貴様らは結局何をしたいのだ。貴様らこそ原発や原発事故はなくてはならないものではないのか。福島県の子供や、福島原発事故を利用するな!

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 滝田春奈も同じ様なもので、反原発運動は今や出会い系サイトの様なもので、幼い正義感を持った若者らが「是非、みんなで着て、福島から脱原発を訴えていきましょう♪」などと、暢気なTシャツを着て大騒ぎ。

 このTシャツのイラストもそうだが、反原発派にとって原発は、停止さえすれば簡単にポイ捨て出来ると思っている様で、簡単に「原発は危険だから即時停止しろ!」「再処理はコストがかかるから再処理せずに廃炉にしろ」などと叫ぶ。

 使用済み燃料を再処理せずに最終処分することは国民の安全が危険に曝されるばかりか、将来的に福島原発事故以上の環境被害を及ぼすことを理解していない。

 使用済み燃料を再処理するとプルトニウムを含む酸化物が精製される。これを「プルサーマル」や「フルMOX」の原発で燃料として使わなければ、日本は「国際公約違反」になってしまうということを知ってる人は少ない。

 余剰プルトニウムを持つことは国際的に許されず、使用済み核燃料を再処理してしまうと原発を動かし続けなければならないという矛盾が生じてしまうのだ。

 「反原発派」らが使用済み核燃料の再処理に反対し、「即時停止」を叫ぶのもこうした理由からだが、再処理せずに即廃炉というのは至難の業なのだ。

 反原発派らは対案も出さず唯唯「反対」。「放射脳」と揶揄される「反原発派」が軽佻浮薄と揶揄されるのはこういうことだ。

 原発は停止中でも原子炉冷却を続けなければならず、原発事故以来、全国の原発が停止し、原子炉冷却に既に6兆円以上の化石燃料を費やしてる。

 そうした現状を見れば、原発を有効利用して行くことは日本経済を考える上でも、安全性を万全にし再稼働するというのは当たり前の話しではないか。

 反原発派は原発の危険性と利権構造を批判するが、所詮は「反原発利権」漁り。推進派と同じ穴の貉だ。日本人の優しさや幼稚な正義感に付け込む「緑の党」を始めとする「反原発屋」のキレイゴトに騙されるべからず。(以下次号へ続く)

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