【北京=大越匡洋】中国国家統計局は14日、9月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比3.1%上昇したと発表した。猛暑や大雨など夏場からの天候不順が響いて食品価格が上昇し、全体を押し上げた。一方、卸売物価指数は前年同月比1.3%の低下。19カ月連続で前年水準を下回ったが、低下幅は8月に比べ0.3ポイント縮小した。
CPI全体の3割を占める食品の上昇幅は6.1%。上昇幅は8月より1.4ポイント拡大した。生鮮野菜の価格が18.9%上昇と大幅な伸びとなった。中国の食卓に欠かせない豚肉も5.9%上昇した。食品以外は1.6%の上昇だった。9月のCPIを前月比でみると0.8%の上昇。3カ月連続で前月を上回った。
ただ1~9月平均の物価上昇率は前年同期比2.5%。なお低位で安定している。
一方、卸売物価指数は前年水準を下回る傾向が続き、企業間取引はなお鈍さが目立つ。ただ、下落幅は4カ月連続で縮小し、前月比でみると0.2%上昇した。2カ月連続で前月の水準を上回り、企業活動に持ち直しの兆しもみえる。
CPI
日経平均(円) | 14,404.74 | +210.03 | 11日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 15,237.11 | +111.04 | 11日 16:32 |
英FTSE100 | 6,492.00 | +4.81 | 14日 10:36 |
ドル/円 | 98.29 - .32 | +0.01円安 | 14日 18:31 |
ユーロ/円 | 133.21 - .24 | -0.04円高 | 14日 18:31 |
長期金利(%) | 0.655 | +0.005 | 11日 15:07 |
NY原油(ドル) | 102.02 | -0.99 | 11日 終値 |
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