魔王少年リリカルカンピオーネ (ヤギ3)
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3話目投稿
うまく書けない・・・
うまく書けない・・・
第3話 チャラ男A,B,C,D,Eがあらわれた!
――キーンコーンカーンコーン
「起立!気をつけ!礼!」
『ありがとうございましたー。』
ようやく授業が終り、終礼が終わった。
みんな一斉に帰る用意をしている。もちろん僕もである。
「いよーす。一緒に帰らねーかー?そして高町さんもご一緒にいかがですかっ!」
相変わらずぶれないやつだ。
「ごめんね。今日は別の友達と一緒に帰る約束があるから。」
「そっそうすか・・・。ざんねんです。」
「また別の機会に誘ってね。」
「っ!ハイっ!!」
「じゃあね。ばいばい。」
そう言って彼女は同じクラスの八神さんと月村さん、そして金髪の女子2人と黒髪の男子一人と一緒に帰っていった。神威がそのあとを追っていった。男子に文句を言いながら。
あいつ四六時中怒ってたら体に悪いだろうに。いつか血管でも切れるんじゃないだろうか。
それにしても・・・
「よかったな大輔。」
「何が?」
「『別の友達』って言ってたからな。友達だと思われてるみたいだぞ。」
「マジでっ!」
ホントよく出来た人だ。中学生とは思えんぞ。これは人気も出るわけだ。
「という訳で野郎2人で仲良く帰ろうか。」
「ああ。そうだ。ゲーセン寄っていこーぜ。」
「仕方がない。付きやってやろう!」
「何でそんなに偉そうなんだよ。」
そう言って笑い合いながら教室から出ていく。
「ちょっとしつこいわよっ!」
帰っている途中にそんな声が路地裏から聞こえてきた。何事かと思いその路地裏へ入ってみると、チャラチャラした男が五人ほどいて、金髪の女子二人・・というか高町さんと一緒に帰っていた二人じゃないか。
「ちっ!しかたねえ。おいっ!何やってるっ!」
そう言って大輔がチャラ男のバーゲンセールの中へ飛び込んでいく。大輔は見た目通りの正義感が強い熱血さんなのだ。
「ああ?なんだこのガキ?」
「邪魔すんじゃねえよっ!」
そう言ってチャラ男Aが大輔の腹にパンチを入れる。体格のいい大輔だがそれは中学生レベルでだ。いい年をしたチャラ男たちと比べると少々頼りない。
そうして大輔はいいように殴られ続ける。
「最初の威勢はどうした。ガキっ!」
「ハハッ!無様だなぁ!オイ!」
「ほんとに無様だねー大輔。」
そう言って僕も路地裏へ入っていく。
「アン?なんだこいつ?」
チャラ男Bが何か言ってくるがどうでもいいので無視する。そして大輔へさっきの言葉の続きを言う。
「ほんと無様だよ。こんな有象無象の雑魚どもに手こずるなんて。」
『なっ!』
5人が一斉に顔を赤くする。無理もない。僕は大輔と違って小柄なのだ。そんな子供に見下されて怒らない大人はいない。
「てめえっ!言ってくれるじゃねえかっ!」
そう言って飛びかかってくるAとB。
その腕を掴み取り、飛びかかってくる力を利用して体をぐるんと回す。
『なっ!』
いやホントに仲いいね君たち。
「クソッ!死ねやああああああっ!」
そう言って馬鹿の一つ覚えのようにCとDも飛びかかってくる。同じ要領でCとDも戦闘不能にする。
そして残ったEに視線を移す。
「ひっ!」
「地面に転がったの拾って帰って。」
Eは僕が言った通りに4人を引きずって帰っていった。
というか怯えないでよ。傷つくなあ。おっと大輔助けなきゃ。
「だいじょうぶ?」
「ああ。サンキュ。」
「あの・・・。ありがとうございました。」
そう言ってお礼を言ってくる金髪の女の子達
「へっ?ああうん。どういたしまして?」
僕はマヌケな返事を返した。穴があったら入りたい・・・。
なんとか3話目
戦闘もどき・・・ムズカシイ。
戦闘もどき・・・ムズカシイ。