北海道釧路市教育委員会の若菜勇マリモ研究室長は12日までに、阿寒湖北部のチュウルイ湾での球状マリモの生息域が十数年で3割減ったと明らかにした。水草が影響しており、釧路市が除去できないか検討している。
マリモは国の特別天然記念物。若菜室長は「放置すれば、今後数年で壊滅的な被害が出る恐れがある」と話している。
若菜室長によると、チュウルイ湾では1997年に約1万平方メートルだった生息域が2011年には約7千平方メートルになった。繁茂した水草が湖の流れを遮り、転がることで大きくなるマリモが成長しづらくなっている。
マリモは阿寒湖周辺の開発や生活排水の影響で減り続けていたが、下水処理施設の整備や保護活動により、1990年代後半からいったん回復した。だが、マリモが増えるよりも早いペースで水草が繁茂していったという。湖底に日光が届きづらくなり、成長が進まない悪影響も出ている。〔共同〕
マリモ生息域
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