米国の量的金融緩和の縮小を巡っては、9月のG20首脳宣言を再確認。米国の量的緩和の縮小を念頭に、金融政策の変更の際には「明確にコミュニケーションが行われることを確保する」との考えも改めて盛り込んだ。
世界経済については、「回復は続いている」と判断。ただ主要先進国で改善の兆しがみられる一方、多くの新興国は減速しているとの認識も表明した。
一方、最近のG20会議の声明に盛り込まれてきた「通貨の競争的切り下げを回避」、「競争力のために為替レートを目的としない」といった表現は今回、声明の文言から消えた。
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