一般入試の学生が就職内定率高い傾向…マイナビが進路選択調査
同調査は進路情報ポータルサイト「マイナビ進学」と就職情報サイト「マイナビ2014」の合同特別調査。2014年3月卒業見込みの全国の大学生2,924人、短期大学生180人、専門学校生199人、大学院生485人の計3,788人が対象。今年8月にWeb上アンケートで実施された。
在学中の学校への受験は「一般入試」だった学生が51%と半数を超えた。学校種別にみると大学生は一般入試が50.8%、短大生は推薦入試(指定校)が40.8%、専門学校ではAO入試が36.9%となった。
受験時の入試方式と就職内定の関連性の質問では、一般入試で入学した学生の63.1%、センター試験利用入試で入学した学生の56.9%が内定を得ている。一方、推薦入試で入学した学生は51.6%、AO入試で入学した生徒43.6%が内定しており、入学時に学科試験を課せられる入試方式を選択した学生が内定の割合が高い傾向がみられた。
志望校選びには、入学前と就活経験後では変化がみられた。入学前の「校風・雰囲気がよい」「学びたい学部・学科・コースがある」という重視ポイントが就活後は減少。中でも「大手有名企業への就職実績がよい」には入学前は4.8%しか重視していなかったが、就活経験をして22.9%に増加。「就職サポートが充実している」には入学前は8.5%だったが、就活後は45.2%と大幅に増えた。この質問には、短大・専門学校・大学院生の回答も就職活動経験後に20ポイント以上増えており、学校のサポートが必要とされていたことがわかる。
また、就職活動を経験し、現在在籍している「大学・学校」にもう一度入学したいと思うかの質問には「入学したい、まぁまぁ入学したい」と回答した学生が全体で68.6%だった。自分の大学・学校の選択については、内定保有の大学生は「良かった、まぁまぁ良かった」が66%、未内定の大学生は39.2%だった。内定を保有している短大・専門学校、大学院生も7割以上が大学・学校選択に満足している結果になった。
アンケートの結果はホームページで公開している。
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