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'13/10/13

「海の貴婦人」白い帆で魅了



 世界最大級の帆船海王丸(2556トン)が12日、寄港中の広島港宇品外貿埠頭(ふとう)(広島市南区)で、帆を張る訓練を公開した。帆船フェスタひろしま2013(広島県、広島市など主催)の一環で「海の貴婦人」と呼ばれる姿が来場者を魅了した。

 海王丸は独立行政法人航海訓練所(横浜市)の練習船で、全長約110メートル。実習生99人が高さ約50メートルの4本のマストに登り、デッキからロープを引っ張って36枚の帆を張った。南区の宇品小1年栩野(とちの)花音(かのん)ちゃん(6)は「風で膨らんだ白い帆が並んできれい」と見入っていた。

 13日は午前9〜11時と午後1〜3時に船内の無料見学会がある。海王丸は15日朝、福山港に向け出港する予定。停泊中は日没から午後10時まで船体をライトアップする。

【写真説明】帆を張り、優美な姿を見せた海王丸




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