震災テーマの演劇「祝/言」が開幕/県美(2013/10/12 08:52)
「祝/言」の一幕。日中韓3カ国の伝統芸能や音楽などを交えながら、迫真の演技で観客を魅了した=11日、青森県立美術館
 東日本大震災をテーマに、日中韓が共同で制作した演劇「祝/言」(主催・国際交流基金、青森県立美術館)が11日、同館で開幕した。観客約140人が3カ国の伝統音楽や舞踊が花を添える中、大震災を乗り越えて生きる人々の苦悩を訴え掛ける芝居に見入った。上演は13日まで。
 舞台は2011年3月11日、三陸沿岸にあるホテルのロビー。日本人の花婿と韓国人の花嫁、両家の家族や中国人の友人らが翌日に控えた結婚式の打ち合わせをしていた。だが、午後2時46分に発生した巨大地震と津波が全てをのみ込み、幸せな時間と人々の命を奪った。その中、奇跡的に生き残った中国人女性と、日本人男性がそれぞれ「なぜ生き延びたのか」と自問自答する―という内容。
【写真説明】
「祝/言」の一幕。日中韓3カ国の伝統芸能や音楽などを交えながら、迫真の演技で観客を魅了した=11日、青森県立美術館

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