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八甲田丸で13、14日市民劇
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本番に向けて稽古を重ねる市民劇の出演者たち |
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青森市の青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸車両甲板で13、14日、公募で集まった市民らが市民劇「私と空と八甲田丸」を上演する。本番公演を目前に控え、出演者たちは何度もせりふや立ち回りを確認するなど、熱心に最終稽古に励んでいる。
「私と空と八甲田丸」は、昨年上演した「八甲田丸の1700万人」に続く市民劇第2弾。一般からの公募で募った参加者など、13歳から87歳まで、計57人が出演する。
脚本は昨年に引き続き、青森市の劇団「渡辺源四郎商店」を主宰する畑澤聖悟さんで、市民から集まった青函連絡船にまつわる思い出も脚本に盛り込んだという。舞台は東京オリンピックが開かれた1964年。日本中が元気だったこの年は、青函連絡船八甲田丸就航の年でもあった−。
演出助手の工藤千夏さんは「出演者と客の一体感を去年よりアップさせるため、今年は舞台の四方に客席を設けた」と話した。青森市出身で東京の劇団に所属する東さわ子さんは「どうしてもこの劇に参加したくて一時帰省して稽古に励んだ。ふるさとである青森で演じることを大切にしたい」と熱く語った。
公演は13日午後2時、同5時、14日同1時、同4時の全4回行われる。事前予約制だが、どの回も当日券を販売する。入場は1人500円(青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の入場料)。詳細・問い合わせは青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(電話017-735-8150)へ。
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