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新聞寄稿が大絶賛 読み手をひきつける小泉今日子の「文章力」

楽天SocialNewsに投稿!
2013年10月11日 掲載
歌や演技より上手?/(C)日刊ゲンダイ
 女優の小泉今日子(47)が10日付の読売新聞朝刊に寄稿した文章が、話題になっている。「名文」「号泣した」「感動的な文章」「涙が出た」「キョンキョンかっけー」などと、ネット上は絶賛の書き込みであふれ返ったのだ。

「『あまちゃん』を終えて」と題した寄稿文は原稿用紙3枚半に及び、自身がヒロインの母親役で出演したNHK朝ドラについて記している。ヒットした最大の要因は脚本だとし、女優ならではの視点を織り交ぜながら表現しているから、読み手に生き生きとした情感が伝わってくる。

 分析も鋭い。宮藤官九郎の脚本をただ褒めちぎるわけではなく、「コアな人気はスゴイけれど、なぜか視聴率には恵まれない」とズバリ指摘。「朝ドラを見るのを毎朝楽しみにしているお年寄りに嫌われるのを覚悟の上で、私は前代未聞のスケバン母役を引き受けた」と複雑な心境も打ち明けている。その上で、「宮藤さんの脚本には愛と尊敬の念があると思う」とつづり、読み手をひきつけるのだ。

 実は読書家としても知られている。05年から読書委員として、同紙の書評コーナー「本よみうり堂」を不定期に担当。手書きなのか、ワープロなのか。どのくらい原文ままなのか、赤字が入ったのか……。読売新聞に問い合わせてみると、「個別の記事に関する質問は基本的には応じていない」(広報部)との回答。が、紛れもなくキョンキョン本人が書いたものだという。天は二物も三物も与えたようだ。
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