私は店長という役職を頂いていましたが、現実には店員兼店長です。店員としてシフトに入っている間は店員としてのオペレーションをやらずに捨てていくわけにはいかないので、裏方としての店長業務は必然的に、退勤した後の自主残業となっていました。経営者には「4時上がりにしてほしい」、
「体調がもたないので週末の昼夕勤はなくしてほしい」と言ったことはありましたが、前者は「代わりがいないからできない」後者は無視されていました。結果、22時~6時(休憩なし)の勤務後、早くて正午、遅くて15時まで残務処理し、また22時に店に戻ってくるという繰り返しになっていました。
元は自主的に始めたことだから頑張ろうと思っていましたが、結局経営者からねぎらいや謝罪の言葉は最後まで出ず、作業の事後処理が俺には気に食わない、新店の店長は時間内に全部こなしてる、などといった不満を述べられ始め、屈辱でした。睡眠さえ取れていれば屁とも思わなかったのかもしれませんが。
DQNに対してのマニュアルはない
システムやマニュアルの上に乗っかっているコンビニ業務ですが、不良客の予防や対処に関してはシステム作りが放棄されたような現状です。例えば万引きに関しては無抵抗でいろという不文律があるようです。かと言って盗まれた分を本社が保障するわけでもなく、店の損害です。
強盗対処のマニュアルには一言「抵抗しない」と書かれていますが、盗られた分を誰が弁償するのかといった内容は伏せられています。実際トラブルに巻き込まれてしまった今、それは不良客に入られてしまった瞬間に店員に全責任を負わすための予防線なのではないかとさえ勘ぐってしまうようになりました。
経営者から追い打ちが
火曜日を過ぎても警察からの呼び出しはなく、代わりに経営者からメール「被害者が何度も来店や電話してきてとにかく金を出せと言ってくる。なんで経営者が責められるんだ。佐伯さんが被害者と直接会え。」→「ですから早く被害届けを出すように被害者に促してください。私は裁判所の命令に従います。」
当日以降届いた経営者からのメールの中に、自身にも責任があると認めている記述もあります。ですが具体的に自身の過失を述べて謝罪しているでもなく、「責任は感じた。だから負担は全て佐伯さん。」としか読めません。コピペはしませんが皮肉と恨み節が今日も送られてきます。
辞職願が郵送されてくる
自衛のために騙しも辞さないのだなと感じたのは、後日郵送されてきた辞職願でした。日付の欄が予め埋められていました。報道の際に「佐伯篤容疑者(37・無職)」と表記させる作戦だとすぐにわかりました。客同士のトラブルであって店は関係ないとすれば店は安泰です。
ついに
27日、恐ろしい事態になりました。家の近所を歩いていたら背後から軽トラが近付いてきました。運転者の挙動が変です。「あーーーーっれ」と声をかけられました。ゴリラのようなガタイに下品なサングラス。被害者でした。偶然かもしれませんが、大まかな住所を突き止められました。一旦逃げました。
だが警察は
家が投石、落書き、放火などされてからでは手遅れです。「何かあれば警察に報告してください」と言われていたこともあり、四日市南署の刑事課へ。そしたら当日現場にいた、大根役者口調で眼鏡の歪んだ匿名刑事にいきなり個室に連れ込まれてしまいました。そして百年目とばかりに説教が始まりました。
「被害者が店にタカろうとだと?してませんーっしてませんー!タカるとはなんだその言い方は!近所で会った?嘘つけ!近所とは世界のどこだ?え、キミ反省してないんだ!あっははは!おかわいそうに!!」プロとして真面目にできないのでしょうか。この人の給料が私の財布から出ていることが残念です。
この場で改めて警告されたのは、被害届けが出れば100パー私が有罪で懲役刑もあり得る。被害者に一切落ち度はない。店員に対する威嚇や恫喝は刑法に何ら触れない。「表出ろや」は刑法における脅迫文の具体例には挙がっていないのでこちらも合法。そして示談に応じれば民事負担のみだから楽なはずと。
「表出ろや」に関しては、過去にそれが脅迫とみなされた判例はないと強調していました。裁判官は個々のケースを検証せず過去の判例をなぞるだけの存在だという、言わば司法不要論でした。三権の癒着は様々なところで問題提起されていると思いますが、それをまさに体現する刑事の態度でした。
防衛に関してもやはり「一発攻撃を受けてからでないと防衛は違法」と繰り返されました。私なんかあの太い腕で一発食らったら手遅れじゃないですかと返したら「それは警察の範疇ではない。身を守りたければまず被害を受けてください。そもそも素手は刑法上の凶器に規定されていない。」
しかしそれでは店への嫌がらせは捕まらないものとして全国に推奨する形になってしまいます。刑事「別に私自身が”推奨する”と明言するわけではないから私は関係ない。」今回の事件に至った土壌を作っていたのが誰なのかが見えた気がします。ドキュンを甘やかして勘違いさせているのが誰なのか。
警官はクズ、はもはや普通。どんなやつか警官になるか考えればわかる。バイト同然の名ばかり店長に損害賠償かよ。DQNは賠償金狙いで被害届出さず、か。 / “傷害事件の顛末|AtsSaekiのブログ” htn.to/dBNQBB
固く決心
この面談を通じて私は決心を固くしました。「被害者には被害届けを出すよう刑事さんからも促してください。刑事罰を受けた上で民事の裁判所命令に従います。」罰金刑と懲役の選択があれば懲役を選びます。反省の態度を見せての減刑も望みません。人として間違ったことは何一つしていないのですから。
私は店を守り、店員を守り、「真面目に働く」という営みそのものを守りました。先程家の外から被害者と思われるドスの効いた大声が聞こえました。卑怯なことにいまだに被害届けを出さず、脅しで話を進めたいようです。経営者から届いた「被害者の態度を軟化させたから!」というメールも嘘でした。
本当に頑張って損をした
今後はいずれにしても地獄でしょう。被害者のストーカー行動で家を失うか、あるいは事件が成立すれば店の経営者及びサークルKサンクス本社からの損害賠償請求で首を括ることになるでしょう。時給800円そこそこで、心と体に鞭打って、それでも店の向上を推し進めようと、本当に頑張って損しました。
みなさんの反応
ホントこわい。世の中に、こんな一部の人がいるから、ワタシはあまり人前に出ずにコッソリ暮らしたいと思っています。→『傷害事件の顛末』 amba.to/17e79wM
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gusuka88さん|2013.10.10
結果論だけど最初から自分の責任だけを認めてるから周りの都合のいいように追い込まれる。
そんな状況を生み出した店側の管理責任は?自己防衛は本当に認められないものなの?
知人や弁護士等利害関係ない人に相談してみては。
asterisk22さん|2013.10.07
○k本部のクレーム対策室とか無いのだろうか。
対策マニュアルも無い状態なのはおかしいと思う。責任の所在が何処にあるのか、ハッキリさせてみては。
フランチャイズ契約の場合、管理者の言葉はあてに成らんよ。気をつけて。
traum_de_luneさん|2013.10.07
私も他業種だけど深夜帯に勤務中、酔っ払いのからみなどで年に何回も通報しているけれど、警察沙汰って基本的に勤務中とかは関係なくて「人対人」なんだよね。私がその場所にいただけで。だから何時も調書は店としてじゃなく、あくまで自分の住所氏名年齢で取られてる。何か痕跡があれば、指差し写真だって撮られる。本当に貰い事故みたいなもので、リスク高い。このお方の気持ちが良く分かるからつらい;;あと110番以外に管轄警察署にすぐ通報できる電話番号あるから、普段から番号持っておいた方がいいよ!
plainswalker_ulさん|2013.10.07
つまり、酔っ払いが暴れてた場合、別の客に殴り掛からない限り、店員はお客さんを守れないという理解でよろしいですかね?サークルKサンクス、警察、経営者全員に見解を聞きたい。