10月を多文化共生月間に 浜松市、22イベント
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- 多文化共生MONTHのメーンイベント「未来はみんなでつくる♪」をPRする宮城さん(左)とディマスさん=浜松市役所
浜松市は本年度から10月を「はままつ多文化共生MONTH(月間)」と位置付け、さまざまな国と地域の人が住む都市の魅力を集中して発信する取り組みを始めた。市内には77カ国2万人以上の外国人市民が暮らし、行政、国際交流団体、NPO法人などがそれぞれ、週末を中心に22のイベントを企画している。一緒にPRすることで「多様な文化への理解を深める機会を増やしたい」(市国際課)という。
10月を多文化共生月間としたのは、2001年の外国人集住都市会議で共生社会の形成をうたった「浜松宣言」を採択したのが10月だったため。イベントが多い時期でもあり、PRの相乗効果も期待している。各イベントを紹介する共通のちらしを日本語、英語、ポルトガル語の3カ国語で作成したほか、市役所ロビーにPRコーナーを設置した。
メーンイベントの一つで、12日に中区のクリエート浜松で開かれる無料の音楽ワークショップ「未来はみんなでつくる♪」は、外国で生まれ浜松で育った若者らが中心になって準備した。体や楽器を使ってパーカッションリズムを刻みながら交流を深める催しで、30を超える国・地域の市内在住者が参加する見通しという。
企画した静岡文化芸術大2年、宮城ユキミさん(19)=ブラジル出身=と、参加者代表の浜松学院大4年、ディマス・プラディさん(24)=インドネシア出身=は「浜松にいろいろな国の人が暮らしていることを実感してほしい」と多くの人の来場を呼び掛けている。
多文化共生MONTHの問い合わせは、事業委託先の浜松国際交流協会<電053(458)2170>へ。
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