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大津いじめ自殺から2年、中学で「命を思う集い」いじめを受けた大津市立中学2年の男子生徒が自殺して丸2年の11日、生徒が通った中学校で、全校生徒がいじめについて考える「命を思う集い」が開かれた。 市教委によると、集会は体育館であり、1〜3年生の825人が出席。全員で黙とうをした後、校長が「2年前、大切な友達を失った事実と向き合い、一人ひとりが命を大切にする気持ちを持ってください」とあいさつした。 男子生徒の同級生らは今年3月に中学を卒業し、生徒が在籍した当時のことを知るのは3年生だけになったが、全学年が命の大切さを考えた作文や詩を発表。2年生はみんなでまとめた作文を4人の女子生徒が分担して朗読し、最後の生徒が「自分の命は自分だけの宝物ではなく、家族の宝物でもある。どんなことがあっても、仲間と大切に命を守り続けていきます」と涙をこらえながら読み上げると、拍手に包まれたという。 また、市役所のいじめ対策推進室では、越直美市長らが始業すぐの午前8時半過ぎに黙とう。同推進室は4月に設置され、学校や教諭らにいじめを打ち明けにくい子どもや保護者らの相談に応じている。越市長は「命日を迎え、改めて、大津の子どもが安心して過ごせる環境を作る責務があると強く自覚した。大津の問題を機に国もいじめ防止の法律を作った。いじめで悲しむ子どもがいない社会となるよう願う」と語った。 (2013年10月11日 読売新聞)
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