国際知日派経済人が巨額脱税か 暁星グループの趙会長を強制捜査 韓国検察2013.10.13 17:59

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知日派経済人が巨額脱税か 暁星グループの趙会長を強制捜査 韓国検察

2013.10.13 17:59 脱税・申告漏れ

 韓国検察は13日までに、同国の中堅財閥、暁星グループと趙錫来会長(77)一家に対する巨額の脱税容疑で、趙会長の自宅などを家宅捜索した。

 趙氏は日本の経済界との橋渡し役を担う韓日経済協会の会長を務めている。法務当局は趙氏の出国を禁じており、悪化した日韓関係の中で経済交流を維持しようと訴えてきた協会の活動に影響しそうだ。

 韓国メディアによると、趙氏一家はグループ会社から他人名義で融資を引き出し、借名口座で1千億ウォン(約92億円)を運用して利益を上げながら、納税を怠った疑い。グループも粉飾決算を繰り返して法人税などを免れていた疑いがもたれ、脱税総額は数千億ウォン(数百億円)規模にのぼるとみられる。

 趙氏は李明博前大統領の縁戚にあたり、財界を代表する全国経済人連合会の会長も務めた。(共同)

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