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原発の運転再開に反対するデモ10月13日 18時19分
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国内で運転していている原子力発電所が先月、ゼロになったことを受けて、運転再開に反対する人たちが参加したデモが東京で行われました。
このデモは、原発に反対する活動を続けている市民グループが呼びかけたもので、まずデモの前に集会が千代田区の日比谷公会堂で開かれました。
集会では、作家の大江健三郎さんが「福島では多くの人がまだ避難を続けているうえ、事故で溶けた燃料の状態も分かっていない。子どもたちの将来を守るためにも行動を続けよう」と呼びかけました。このあと「原発はいらない」と書かれたプラカードを掲げた人や親子連れなどが、「再稼働反対」を訴えながら周辺をデモ行進し、警視庁によりますと、およそ9000人が参加したということです。また、東京電力の本店の前では、福島第一原発で汚染水漏れが相次いでいることを受けて、「汚染水を止めろ」「海を汚すな」などと叫んでいました。
3歳の娘と参加した千葉県船橋市の30歳の女性会社員は、「原発事故で子どもの健康に影響がないか心配なので、運転再開には反対です」と話していました。
また、福島県出身で神奈川県大和市から参加した70歳の無職の男性は、「ふるさとが放射能で汚され本当に悔しい。国には運転再開ではなく、汚染水対策に全力を注ぐべきだ」と訴えていました。
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