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福島原発 注水ポンプ一時停止10月7日 12時14分
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東京電力福島第一原子力発電所で、7日午前、一部の設備で停電があり、1号機の原子炉内に冷却用の水を送るポンプなどが停止し一時、原子炉への注水が止まりました。
注水はまもなく再開されましたが、東京電力では、点検を行っていた作業員の操作ミスが原因とみて調べています。
7日午前9時47分ごろ、福島第一原発1号機のタービン建屋の2階にある電源盤で、電圧の低下を示す警報が鳴って1号機の原子炉の燃料を冷やす水を送るポンプなど、一部の設備への電気の供給が停止しました。
このため、1号機の原子炉への注水が一時、止まりましたが、すぐに別系統の電源で動く予備のポンプに切り替わり、注水はまもなく再開されました。
東京電力によりますと、1号機の原子炉の温度に変化はなく、1号機と2号機の格納容器の気体を浄化する設備も一時的に停止しましたが、同じく別系統の電源で動く設備に切り替わり、運転は再開されたということです。
東京電力によりますと電源盤の点検を行っていた作業員が、誤って、操作パネルの「停止ボタン」を押したのが原因とみて詳しく調べています。
福島第一原発では、ことし7月に6号機で作業員の操作ミスで、およそ2時間にわたり、原子炉の冷却が停止したほか、3月には、屋外の仮設の電源設備にネズミが入り込んでショートし、使用済み燃料プールの冷却システムなどが最大29時間にわたって止まるトラブルが起きています。
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