韓国公務員の腐敗度は21カ国中4位、首位はギリシャ 韓国の研究機関がレポート―中国メディア
2013年10月12日
韓国紙・亜洲経済は10日、韓国開発研究院(KDI)が発表した公務員の腐敗度に関するレポートで、韓国公務員の腐敗度は世界21カ国・地域の先進国の中で4番目に高かったと報じた。環球網が伝えた。
KDIは「公務員の腐敗度とその任用制度の開放度には直接的な関係がある」と指摘する。公務員任用制度が閉鎖的であればあるほど、腐敗度は高くなるという。韓国公務員の任用制度の閉鎖度は21カ国・地域中3番目に高かった。1位はスペイン、2位はフランスの順。最も開放的だったのはニュージーランドだった。
韓国公務員の腐敗度は21カ国・地域中で4番目に高かった。首位はギリシャで、これにイタリア、ポルトガルが続いた。レポートは、韓国は公務員の任用制度の開放度を高めるため、2000年から上級公務員の20%を外部から受け入れる制度を実施しているが、その過程でも高い閉鎖性がみられ、実際に外部から入ってくる人の割合は規定に達していないと指摘している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)