祭神は、中央に豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)
向かって右側に高皇産霊神(タカミムスビノカミ)
向かって左側に速秋津姫命(ハヤアキツヒメノミコト)
の三柱であります。
その間の昭和50年から54年まで伊勢神宮より「由貴御倉」を拝領し元の本殿敷地内に仮本殿として安置、氏子各位の浄財のご寄進を募り建て替えとなりました。
三間社流造りで屋根は銅板葺きで床面積46平方メートルとなっています。
桁行二間・梁間二間・一重入母屋造・こけら葺屋根
本殿の東方に建ち規模は十三尺四方・正面と背面は柱間一間・両側面は六尺五寸ずつの二間になっている。柱は角柱の面とりである。
地覆石上に地長押を廻らし床板を張る。内部は一面の格天井となっている。
特に頭貫木鼻、雲肘木の絵様が本殿と類似しているところから全焼前の本殿と同時期の建立と見られる。 基本的には、良く保存されているので本殿とともに重要文化財に指定された。
本殿・拝殿の他に、日大臣社(ヒダイジンシャ)、長姫社、川上社、豊丸社、の各社殿と、神輿三基を格納してある神輿庫、手水舎及び社務所などの各建造物が、4437平方メートルの境内に建立されています。
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