2013.10.08 Tue posted at 09:49 JST
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ニューヨーク(CNNMoney) 米国で新しい100ドル紙幣が8日にデビューする。当初は2011年に登場予定だったが、10年に印刷上の問題が発覚し、発行がずれ込んでいた。
米国では政府機関の一部閉鎖が続いているが、米連邦準備制度理事会(FRB)は閉鎖の対象外となっているため100ドル紙幣の発行も影響を免れた。
新紙幣は本物かどうか見分けやすくしながら、偽造を難しくする対策を施している。中央には青い3Dの帯を入れ、「100」の文字とインク壺(つぼ)の図柄には、傾けると色が赤銅色から緑色に変わる特殊なインクを使った。
ベンジャミン・フランクリンの肖像画は現在の紙幣と同じだが、背景のデザインは変更された。
米国では偽造を防ぐ目的で、1ドル紙幣と2ドル紙幣を除く全紙幣のデザインが過去10年の間に刷新されている。
100ドル紙幣は1ドル紙幣に次いで流通量が多く、昨年12月31日現在のFRBの統計によれば、1ドル紙幣の流通量は103億枚、100ドル紙幣は86億枚、20ドル紙幣は74億枚だった。
1996年に発行された現在の100ドル紙幣も引き続き利用でき、まだ当分の間は出回る見通し。ただし8日以降に銀行がFRBから受け取る100ドル紙幣はすべて新デザインの紙幣となる。
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