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内宮で心御柱奉建 伊勢神宮式年遷宮
2013.9.25 22:32
伊勢神宮(三重県伊勢市)の社殿を20年ごとに造り替え、神様に引っ越ししてもらう式年遷宮の儀式の一つで、完成した新しい正殿の床下に、鷹司尚武大宮司ら神職がヒノキの柱を建てる心御柱奉建が25日、内宮で行われた。
伊勢神宮の事務を扱う神宮司庁によると、闇の中、人目につかないよう行われる秘祭で非公開。儀式は遷宮の諸行事、祭事の中でもひときわ重んじられる。
正殿は高床式倉庫から発展した「唯一神明造」という工法で建てられる。心御柱は、新正殿の中心となる重要な柱とされる。平成17年5月に行われた木本祭で用材が伐採され、内宮の心御柱は神田で収穫したコメを保管する御稲御倉に安置されていた。
心御柱が建てられる位置には新正殿着工に先立って小さな覆屋が建てられ、柱が納まる場所を守り続けてきた。27日夜には外宮でも心御柱奉建が行われる。
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