ハイコート山手パレ244 その13-幻のCASBEE横浜の評価
以前ご紹介した通り、CASBEE(Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency)横浜とは、横浜市建築物環境配慮制度のことである。建築物の省エネルギー対策や長寿命化、周辺のまちなみとの調和、緑化対策など、総合的な環境配慮の取り組みを評価するものであり、延床面積2000㎡以上の建築物は特定建築物として、横浜市の条例によって評価取得が義務づけられている。さらに、販売や賃貸を目的として広告しようとする場合には、評価結果を示す「建築物環境性能表示」の広告上への表示が義務付けられている。また、これらの結果は市のWeb上でも公開されている。
長谷工は、なぜか北敷地のみを届け出ていて、南敷地は評価対象として届けれられていない。南敷地の延床面積は2000㎡未満だからであるが、それよりも以前になぜ一連の計画として販売されているハイコート山手パレ244の北敷地と南敷地とバラバラになっているのか。誰の目にもハイコート山手パレ244は実体は一連であるにもかかわらず、驚くべきことに長谷工は開発許可を逃れるために2つの別々の計画として建築確認を申請しているのである。
しかも本来広告に表示が義務付けられているはずの「建築物環境性能表示」がどこにも表示されていない。おそらく北敷地のみの評価で南敷地は評価を受けていないからという説明なのだろうが、ではそもそもなぜ2つなのかという根本的な疑問が残る。開発許可を逃れるための工作を生んだ矛盾の一つである。
本来ならば、表示されるべきなのになぜか表示されていない評価結果をここに提示しておく。市のサイトで公表されている北敷地の評価は5段階中3(5が最上)。
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長谷工は、なぜか北敷地のみを届け出ていて、南敷地は評価対象として届けれられていない。南敷地の延床面積は2000㎡未満だからであるが、それよりも以前になぜ一連の計画として販売されているハイコート山手パレ244の北敷地と南敷地とバラバラになっているのか。誰の目にもハイコート山手パレ244は実体は一連であるにもかかわらず、驚くべきことに長谷工は開発許可を逃れるために2つの別々の計画として建築確認を申請しているのである。
しかも本来広告に表示が義務付けられているはずの「建築物環境性能表示」がどこにも表示されていない。おそらく北敷地のみの評価で南敷地は評価を受けていないからという説明なのだろうが、ではそもそもなぜ2つなのかという根本的な疑問が残る。開発許可を逃れるための工作を生んだ矛盾の一つである。
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