So-net無料ブログ作成
検索選択
  • Web検索
  • ブログ全体検索
  • So-net blog検索

女医の毎日お勉強!日記

地方病院で診療をしています。勉強したことのメモを兼ねて、つらつらと綴っています。

ITB療法~変動率計算

最近マニアックな記事なのに(^^ゞブログアクセスが多いなあと思っています。
以前、被災地派遣決定を機に勉強した放射性物質の内部被曝の記事、
とくにセシウム関連の記事へのアクセス増加のおかげのようです。

皆さんおそらく、東北産の肉牛の内部被曝のニュースを受けて
ご自身の食卓での内部被曝を心配されているのでしょうね・・
とはいえ当時の記事は、専門書を読み解くという内容で
日常に使える訳ではないので、期待はずれという方もいらっしゃると思いますが・・
ご訪問ありがと...
Kite at 2011-07-22 15:00 

放射線と除染_38~主な内部被曝事故

過去の重大な原子力関連事故などについて勉強して
このシリーズを終わりにしたいと思います。
情報ソースは、このシリーズ通じて、この本でした。
難しい内容も多かったですが、大変勉強になりました。

人体内放射能の除去技術―挙動と除染のメカニズム (KS理工学専門書)
  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/12/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



1.ビキニ環礁第5福竜丸事件
1954年3月1日アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験によって
...
Kite at 2011-05-17 14:00 

放射線と除染_37~国際原子力事象評価尺度

福島第一原子力発電所の、震災・津波を契機とした事故を契機として
放射線と除染について長らく勉強してきました。
このシリーズもあと2回でおしまいです。

最後に、過去の重大な原子力事故などについて勉強していきたいと思います。

ちょうど宮城に災害派遣に行っていた頃に、
移動中のラジオで「今回の原発事故がレベル7とされた」と知りました。
チェルノブイリ原発の事故と同じレベルになったとの事でした。

全くの余談ですが、福島地域の医療機関(福島第1原発から20㎞強...
Kite at 2011-05-16 17:04 

放射線と除染_31 天然物質キトサン Sr

「天然物質」を利用した、体内放射性核種の除去方法のなかで
現実的と考えられる、ストロンチウムSrの除去について勉強しています。

昨日はアルギン酸についてでした。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-05-02

昨日の続きで、今日はキトサンについて勉強します。
今回も主な情報ソースはこの本になります。


.
Kite at 2011-05-03 07:00 

放射線と除染_29 天然物質概論

この本を中心に、内部被曝した際の放射性核種除去方法について勉強しています。


人体内放射能の除去技術―挙動と除染のメカニズム (KS理工学専門書)
  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/12/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


今日から「天然物質」を利用した、体内放射性核種の除去方法の勉強です。
現時点で実際に臨床応用されている訳ではなく、今後期待できるものとして記載されています。

細菌などの微生物や、タンパク・多糖類・ポリフェノールな...
Kite at 2011-04-29 07:00 

放射線と除染_28 代謝の攪乱 I(続)

体内に取り込んでしまった放射性核種を除去する方法のうち
「代謝の攪乱」を利用したヨウ素Iの除去方法を勉強しています。

1,抗甲状腺剤 が、ヨウ素の有機化を阻害する事と
2,1価アニオン に、甲状腺への摂取抑制や甲状腺からの放出促進効果があることを
昨日勉強しました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-04-27

今日はその他の方法についてです。


3,甲状腺刺激ホルモン
(私の独断で言え...
Kite at 2011-04-28 07:00 

放射線と除染_24~吸着でのストロンチウム除去

放射性核種の内部被曝が起こった時に、体内からの除去する方法のうち
「吸着」を用いた方法を勉強しています。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-04-19から
今日が吸着について勉強する最後の日です。

情報ソースはこの本からで、プルトニウムストロンチウムの吸着による除去方法についてです。


.
Kite at 2011-04-21 16:45 

放射線と除染_22~吸着

今日はブログのアップが遅くなってしまいました。
今の職場では、冬の寒い間は大きな治療が少ない傾向があり
(こども達の体調面への配慮から、ご家族も医療側も大きな治療を控えたがるため・・)
春になると突然忙しくなる錯覚に陥ります(^^;
またWeeklyのルーチンワークに加えて、被災地への派遣に関係する業務も加わり
ここ2日間は、純粋に本業に追われています(><)

さて、ここからが今日の勉強です。
放射性核種を体内に取り込んでしまった(=内部被曝が起こった)時に...
Kite at 2011-04-19 17:05 

放射線と除染_21~錯体でのプルトニウム除去

内部被曝が起こった時に、体内からの放射性核種除去法のうち
「錯体生成」を用いた方法を勉強しています。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-04-12 から

これまでに実験で使われる、沢山のキレート剤を紹介しましたが、
選択性・排泄の速さ・消失速度・安全性・投与の簡便さなどのハードルから
臨床応用されているものは少ないようです。
適用される場合にも、医療・除染施設が整った施設で、医師と保健物理専門家の
...
Kite at 2011-04-15 07:00 

放射線と除染_20~キレート化合物の利用法

内部被曝をしてしまった時に、体内からの放射性核種を除去する方法のうち
「錯体生成」を用いた方法を勉強しています。

キレート剤を色々と紹介しましたが、
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-04-12
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-04-13
これらキレート化合物の中には、医療にも応用されているものがたくさんあります。

今日の情報ソースは、...
Kite at 2011-04-14 07:00 

放射線と除染_19~キレート剤

昨日から、内部被曝してしまった場合の、放射性核種除去方法のうち
「錯体生成」を用いた方法を勉強しています。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-04-12

昨日の最も有名なキレート剤であるEDTAやDTPAに続き、
その他のキレート剤と配位される金属を組み合わせて勉強します。

鉄(Fe)と選択的に強く結合するシデロフォア誘導体は
鉄はもちろん、鉄と化学的性質の似ている
プルトニウム(Pu)の除去剤...
Kite at 2011-04-13 07:00 

放射線と除染_18~錯体生成

放射線シリーズ(!?)http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-18からの
長期連載化していますが、
放射性物質の基礎や体内動態に続いて
体内へ放射性物質を取り込んだ(内部被曝した)場合の処置法について
様々な実験や研究結果や勧告を基に、勉強しています。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-04-04

今日から、「錯体生成」を用いた方法です。
...
Kite at 2011-04-12 07:00 

放射線と除染_17~亜鉛の希釈

内部被曝してしまった放射性核種を体外へ除去する方法のうち
「希釈」についての勉強も、今日が最後です。

放射性亜鉛の希釈について勉強します。
体内からの除去方法を理解するには、体内動態の理解が欠かせないのですが
亜鉛についても、マンガン・コバルトと一緒に以前記事にしました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-04-01

亜鉛はDNAやタンパク合成での必須元素でもあり
一旦取り込まれると長期間体内に...
Kite at 2011-04-11 07:00 

放射線と除染_16~マンガンの希釈

体内に入ってしまった(内部被曝した)放射性核種を
体外へ除去する方法のうち、「希釈」について勉強しています。

今日は、放射性マンガンの希釈です。
マンガンの体内動態についても、以前勉強しました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-04-01

体内動態の記事では、マンガン・亜鉛・コバルトをまとめて勉強しましたが
ボリューム大になってしまったので、希釈法については小出しにします(^^;
もったいぶっ...
Kite at 2011-04-08 07:00 

放射線と除染_7~ストロンチウム

放射線と除染の本を中心に、
まずは放射性物質の体内動態について勉強しています。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-18 から

今日は、ストロンチウム(原子番号38)についてです。
この本によると、ストロンチウムは核分裂生成物の中で最も危険な核種の一つだそうです。

人体内放射能の除去技術―挙動と除染のメカニズム
  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 単行本



...
Kite at 2011-03-26 07:00 

放射線と除染_3

先週から放射線と除染の勉強をしていますが、
この週末のうちに、前回記事にした時とは状況が変わってきた様です。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-19

今現在では放射性物質が、炉外に漏れているとのこと。
体内に取り込まないよう(内部被曝を避けるよう)注意が必要です。

放射線もれとは違い、放射性物質(核種)がもれると
そこから新たな放射線被曝の可能性があります。

放射線被曝により、放射線が...
Kite at 2011-03-22 13:00 

放射線と除染_2

東日本の震災への派遣のリストに挙がったのをきっかけに
放射線と除染について、勉強し始めました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-18

放射性核種より放出された放射線を浴びることを外部被曝といい、
核種は体に全く付着していません。
一方、核種が体外・体内に付着する状態を、放射“能”汚染とよび、
放射性核種が体表面に付着する体表面汚染、
放射性核種を体内への取り込んだ状態の内部被曝があります。
...
Kite at 2011-03-19 07:00 

Kite さん

Kiteさんの画像
nice! 1315
記事 652
テーマ 資格・学び (5位)
プロフィール
ブログを紹介する?
ブログを紹介する?
ログインすると自身のブログで本ブログを紹介できます
.

マイカテゴリー

このブログの更新情報が届きます
すでにブログをお持ちの方は[こちら]

検索ボックス

Kite さんの記事から

カレンダー

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
.
スマートフォン専用ページを表示