乃木坂46、新センターは研究生・堀未央奈！　白石＆生駒が手紙でエール

新センターに大抜てきされた研究生・堀未央奈　（C）ORICON NewS inc.

　アイドルグループ・乃木坂46が6日、東京・代々木第一体育館で行われた全国ツアーの再追加公演で7thシングル（タイトル未定・11月27日発売）の選抜メンバーを発表した。注目のセンターには、今年5月に加入したばかりの2期研究生・堀未央奈（高2・16）が大抜てきされ、1万2000人の観客がどよめいた。

【フォトギャラリー】生駒＆白石が新センターへ手紙朗読…ハグも

　1期生の集大成ともいえる過去最大規模の公演が大団円を迎える直前のアンコールで、新曲の選抜メンバー16人が、後列のメンバーから順に一人ずつ発表された。途中、昨年2月のデビュー曲から5枚目のシングルまで不動のセンターだった生駒里奈（17）、前作で初センターを務めた白石麻衣（21）の名が読み上げられ、2人のセンター陥落が決定。異様な雰囲気のなか、通常の16人“プラスワン”として、17番目に堀の名がコールされ、緊張でカチカチに固まった3代目センターが誕生した。

　ロングの黒髪で正統派美少女の堀は、今年5月に応募総数1万6302人の中からオーディションを勝ち抜いた2期生13人の一番人気。研究生としてレッスンを受け、正規メンバーを目指すなか、加入5ヶ月で新曲に初選抜、いきなりセンターに抜てきされた。涙で言葉を詰まらせながら「初めてのことばかりですごく不安もあります」と本音を吐露した堀が「私なりに全力で精一杯頑張って、1期生が築いてきたものを最大限引き継いでいけるように頑張ります」と涙をぬぐって覚悟をのぞかせると、場内は「ミオナ」コールに包まれた。

　既に選抜メンバーによる番組収録が行われていることから、1期生たちの心の整理はできている様子で、生駒はTシャツの下に忍ばせていた手紙を披露。「センターはこういう人がやるべきという正解はありません。不安なときは真っ先に頼って。でも引っ張っていってください」とエール。白石も同様に手紙を取り出し「１つだけアドバイス。返事ははっきり、大きな声で！」と笑顔をみせ、涙ぐみながら大きく頷く堀とハグを交わすと、ステージ上で1・2期生全員が円陣を組んでNo.1グループになることを誓い合った。

　前作「ガールズルール」（7月発売）で昨年2月のデビュー以来自己最高の累計44.7万枚を売り上げるヒットを叩きだし、12月20日には初の東京・日本武道館公演が決まった乃木坂46が、2期生にセンターを託した新曲で新境地を開拓できるか大いに注目される。

　なお、7thシングルの選抜メンバーは次のとおり。堀未央奈（初・センター）、白石麻衣、橋本奈々未、西野七瀬、松村沙友理、生駒里奈、生田絵梨花、若月佑美、桜井玲香（以上、八福神）、秋元真夏、深川麻衣、齋藤飛鳥、中元日芽香（初）、衛藤美彩（初）、川後陽菜（初）、伊藤万理華、高山一実。