航空トラブル:警報が誤作動か 大韓機、緊急着陸−−新千歳空港
毎日新聞 2013年10月12日 北海道朝刊
11日午後3時50分ごろ、米シアトル発韓国・仁川行き大韓航空貨物機8286便(ボーイング747−400)が飛行中、貨物室の火災を知らせる警報が操縦室で表示された。同機は午後5時25分ごろ、北海道千歳市の新千歳空港に緊急着陸した。火災は確認されず、乗員5人にけがはなかった。
国土交通省新千歳空港事務所によると、同機は新千歳空港の北東約1000キロ、高度約1万メートルの上空を飛んでいた。大韓航空によると、警報装置が誤作動したとみられ、同社が原因を調べている。この影響で8便が最大32分遅れた。【小川祐希】