四條畷市議会:議長が議員辞職…市職員にセクハラ行為
毎日新聞 2013年10月12日 20時28分(最終更新 10月12日 22時24分)
大阪府四條畷市議会は12日、市の女性職員にセクハラ行為をしたとして、岡山毅(つよし)議長(68)が同日付で議員辞職したと発表した。
記者会見した島弘一(こういち)副議長や市によると、岡山氏は職場での悩みを聞く名目で職員を誘い、今月4日夜に大阪市内の飲食店で2人で食事をした。その際、職員の体を触り、帰りのタクシー車内でキスを迫ったりしたという。
職員は市の相談窓口に申告。11日に市から報告を受けた島副議長が岡山氏に確認すると、大筋で事実関係を認めたため、各会派と協議して議員辞職を促した。
岡山氏は2003年に初当選し2期目。今年5月から議長。定数16の市議会は岡山氏の辞職で欠員が3となり、補欠選挙が行われる。岡山氏は「職員の心を著しく傷付け、非常に申し訳ない。市民の皆様にも心よりおわび申し上げる」とコメントした。【五十嵐和大】