医療機器は広く整形外科で使用10月12日 18時59分
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火元と見られる周辺にあった医療機器は、整形外科で広く使われているものです。
痛みや凝りを感じる患部に「ホットパック」と呼ばれる、温かい座布団のようなものを当てる温熱療法に使います。
色々なタイプがありますが、火災が起きた医院で使っていたのは、機器の中に70度ほどのお湯がはってあって、ホットパックを中に沈めて温めます。
温めるのに時間がかかるため、火災が起きた医院では24時間、常に電源を入れていたということです。
最近はタイマーを備えたタイプもあって、福岡市早良区の整形外科医院では、午前9時からの診察に間に合うように朝6時に電源が入り、夕方6時に切れるようにセットしているということです。
また、機器が過熱したり、漏電したりする万が一のトラブルに備えて、タオルやシーツなど燃えやすいものは、機器から離して置くようにしているということです。