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中国はなぜ、サンフランシスコ条約に呼ばれなかったのでしょう。それがために、ソ...
中国はなぜ、サンフランシスコ条約に呼ばれなかったのでしょう。それがために、ソ連などアジア各国は、反対を表明しましたが。
当時の中国は、中華民国と中華人民共和国の2国に分かれていたといわれていますが、当の中国は、ひとつだけと主張していました。単に、アメリカが共産主義を受け入れない体制にあったからでしょうか。世界は東西に分かれ、冷戦がはじまっていましたから。
よろしく、お願いいたします。
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- 質問日時:
- 2013/10/6 01:18:56
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サンフランシスコ条約講和会議(1951年)の時点では、アメリカが国民党政権を正統な政府として承認していたのに対し、英国とソ連は共産党政府を承認していた事が、講和条約に国民党政府も共産党政府もいずれも呼ばなかった最大の理由です。どちらを呼ぶかについて、連合国側で意見の一致が困難だったからです。
朝鮮戦争(1950~53年)で、中華人民共和国が、「人民志願軍」という形式ではあるにせよ、国連≒アメリカの敵国となっていた事も影響しています。
以上が回答です。
後は、常識的レベルの知識をお持ちの方は無視して下さい。
1.「共産党政府が、終戦時には成立していなかったから、サンフランシスコ講和条約には呼ばれるはずがない」のか?
一見して複数の政府が正統性を主張している場合、戦争終結時点で成立しているか否かよりも、正統な政府(と締結相手が考えている)かどうかが重要です。だから、日本は、国民党政府との日華平和条約と、共産党政府との日中共同声明の2回にわたって、戦後賠償問題を取り決めています。
2.「サンフランシスコ講和条約は日本に宣戦布告した連合国と日本の講和条約で在って、中華人民共和国は、関係ない第三国なのだから呼ばれるはずがない」のか
関係ない第三国なら、なぜ、日中“共同”声明の第五項に「中国の賠償権放棄」が述べられているのか?
3.「中国がサンフランシスコ講和条約に難癖をつけてきたのはごく最近の話」か
講和会議前と条約調印後に、共産党政府は「自分達が参加しない会議及び条約は不法&無効」と主張しています。その程度は調べればわかる事だし、調べなくても「国民党政府に対抗して自らの正統性をアピールしなければならない、当時の共産党政権が、自分達が呼ばれていない講和会議を黙って見過ごすはずはない」と思うのが、基本的なセンスってもの…。
4.アジアでサンフランシスコ講和条約に参加していないのはソ連だけで中華民国は参加しているか
日華平和条約(1952年)、 日印平和条約(1952年)、日本とビルマ連邦との間の平和条約(1954年)は、一体何なのだ?なんで、その程度の事も調べもしないで回答するのだろう…。このサイトで何回も基本的間違いを指摘されているのに…。
5. 「サンフランシスコ講和条約が無効と言う事は未だに北方領土も朝鮮半島も台湾島も全部日本領と言う事になりそれらの地域を実効支配してる勢力は違法に占拠してる事になる」のか?
一般論として、「ある条約が無効」だったとしても、それが「条約締結前の状況に戻る」事になるのか、「その無効な条約の内容とも締結前の状況とも違う、第三の状況が正しい」という事になるか、ケースバイケースです。必ず元に戻る、なんて事はありません。
日本の対外領土については、「本州、北海道、九州及び四国ならびに連合国側の決定する諸小島に限られる」というポツダム宣言を日本は受諾したのですから、“諸小島”に何が入るかという問題はあるにせよ、朝鮮や台湾については、サンフランシスコ条約の有効無効に関わらず、間違いなく日本領ではないです。そこを誰が支配していて、それが違法占拠にあたるかどうかは、個々の状況から判断される事で、一概に言えないのも自明です。
6. 「国連での中華民国の立場は引き継ぐけど対日の条約批准は引き継がないなんて話が国際的に許されるはずがない」のか?
国民党政府から共産党政府、ロシアからソ連とかのような政権交代の場合、新政府が以前の条約などをどこまで引き継ぐ意思があり、他の国がそれにどのように対応するかは、ケースバイケースです。「中国は国連で代表権を国民党政府から継承した以上当然にして、国民党政府の条約も引継ぐ」なんて国際常識は存在しません。(しないから、再交渉したのです。)
ところで、今年の5月末に『サンフランシスコ平和条約は違法かつ無効」、釣魚島問題めぐり中国外交部』というニュースが流れました。(↓)
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economic_exchange/347551/
そもそも論では、共産党政権にとって『自分が参加すべきなのにしていなかったサンフランシスコ講和条約は違法・無法』と言うのが公式見解に決まっていますが、ここでは、尖閣諸島の帰属について言っているのは、見出しからも内容からも明らかです。ですが、↓のようなサイトでは、「国連の根幹を否定する」発言のように摩り替えてしまって、勝手に盛り上がっている人が見られます。
http://military38.com/archives/27811650.html
こんな↑サイトでのコメントを一々真面目に受け止めるのは無駄ですが、Yahoo!知恵袋のようなサイトで、真面目な質問に対し、似たようなレベルの内容の回答を書けるのは、ある意味大したもの、とも思います。
サンフランシスコ講和条約を否定したら国連の根幹を否定することになるのだったら、講和会議に参加して調印を拒否したソ連はどうなっちゃうのでしょうかね…。
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- 編集日時:2013/10/12 18:43:30
- 回答日時:2013/10/12 18:31:08
granzootさん
終戦時に共産中国は成立してないです。
終戦時は国民党の中華民国が国連でも中国代表として認知され承認されていたので中華民国が批准したものが中国が承認したと言う認識でした。
中華人民共和国が国連の常任理事国になり世界に中国代表と認められたのは1971年の事です。
アメリカは冷戦下でソ連と仲が悪かった共産中国を切り話すために中国代表を変えると言う提案に乗った・・・・・。
極めて政治的な理由で中国は常任理事国になった。
中国がサンフランシスコ講和条約に呼ばれなかったのではなく国として成立してないから呼ばれるはずがないのです。
そもそもサンフランシスコ講和条約は日本に宣戦布告した連合国と日本の講和条約で在って関係ない第三国が呼ばれるはずがない・・・・。
中国がサンフランシスコ講和条約に難癖をつけてきたのはごく最近の話です。
そもそも同条約に反論があるなら日本と講和条約を結んだ時に二国間の条約の条文に書き加えることだってできたはずですから今更何も言わなかったことに関して文句を言うのはルール違反でしかない。
彼らは整合性よりも自分の都合でしか解釈はしないのでそのまま鵜呑みにするのは危険です。
アジアで同条約に批准してないのはソ連だけです。
中国は中華民国が批准してますし二国間の条約でも何も言ってないんですから・・・・・。
ロシアとは平和条約自体がまだですから・・・・・・。
あと中国の今年6月に行った会見でのサンフランシスコ講和条約は違法という見解は詭弁であり言いがかりですから。
つまりサンフランシスコ講和条約が無効と言う事は未だに北方領土も朝鮮半島も台湾島も全部日本領と言う事になりそれらの地域を実効支配してる勢力は違法に占拠してる事になる。
条約と言うのはそういうものなんです。
更に言うなら国連での中華民国の立場は引き継ぐけど対日の条約批准は引き継がないなんて話が国際的に許されるはずがないでしょう。
だったら中国は戦勝国ではないんだから常任理事国にいること自体がおかしいと言う事にもなるんです。
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- 編集日時:2013/10/6 11:40:49
- 回答日時:2013/10/6 11:36:41
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