韓国の国宝の復元作業で、日本製の接着剤が使用され問題に

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  韓国の国宝1号に指定されている崇礼門の復元にあたり、日本製の接着剤を使用していることに対して、問題視する声が上がっている。文化財庁は「品質のよい日本製の接着剤の使用は仕方ないこと」と説明した。韓国メディアが伝えた。

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  崇礼門は李氏朝鮮時代の1398年に都の南城門として建てられ、1962年に国宝第1号に指定された。通称南大門の一帯はソウルの観光名所でもある。08年2月に放火によって木造楼閣の大部分を焼失し、10年2月から復元工事が行われている。

  現在、復元工事は瓦を葺く作業と丹青(たんせい)を施す作業を残しており、12月に完成する見通し。韓国の伝統的な技法による復元を強調しているが、丹青作業で使用する顔料と接着剤は日本からの輸入品であることが明らかになった。

  これに関して、一部から伝統的な方法による復元作業に外国製を使用することを問題視する声が上がった。文化財庁は「品質のよい材料を使用するために避けられない選択だった」と説明した。専門家からも「日本製の接着剤は優れている。国内製ではなく残念だが、国宝で実験はできない」との見方を示した。

  韓国の伝統的な接着剤の製造技術は1980年代にすでになくなっており、09年に某大学の教授が再現して作ったが接着力が弱く、崇礼門の復元には使用できなかったという。(編集担当:金志秀)

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