ニュースがわかる目次:2011年5月号 4月15日発売
2011年04月10日
月刊「Newsがわかる」は、小学校中学年から中学生をおもな対象に、ニュースをわかりやすく解説した雑誌です。
カラーの図表、イラスト、写真が豊富で、できごとの核心がひとめでわかります。
5月号のニュース解説のテーマは次の通りです。
◇<災害> 「巨大地震でまち壊滅」
3月11日、東日本大震災が起こりました。マグニチュード9.0は日本の観測史上最大。海で起きた地震だったため、巨大津波が起こって東北の太平洋沿いに想像を絶する被害をもたらしました。原発事故まで引き起こし、今も深刻な影響を及ぼしています。
◇<技術> 「インターネットが革命起こす」
インターネットが革命を起こす時代です。北アフリカのチュニジアやエジプトでは「フェイスブック」「ツイッター」を通じて国民の抗議行動がもりあがり、長期政権を倒しました。世界とつながるインターネットの発達が、言論統制や隠ぺいを許さなくなっています。
◇<生きもの> 「『春の小川』の生きもの図鑑」
文部省唱歌の「春の小川」を知っていますね。あの歌ができてまもなく100年になります。歌詞をあらためると、当時の小川の風景は今とだいぶちがっていたようです。だんだん暖かくなってきました。家族で春の小川を観察しに出かけてみてはいかがですか?
◇<文化> 「現代に生きる『芸術は爆発だ!』」
高度成長にわく1970年、大阪万博会場に「太陽の塔」を建てて人々のどぎもを抜いた芸術家がいました。岡本太郎(1911〜96年)です。「芸術は爆発だ!」といった名ぜりふで昭和の日本人に強烈な印象を残しました。今年は誕生から100年です。
◇<国際> 「産油国リビアが戦争状態」
リビア国内が戦争状態になっています。41年も続いたカダフィ大佐の独裁支配に国民が反旗をひるがえしたのがきっかけです。アフリカ有数の産油国だけに、世界経済にも不安をあたえています。