米FRB、できる限り明確な意思疎通目指す=パウエル理事
[ワシントン 11日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル理事は11日、FRBとしてその行動が国外にも影響を及ぼすことを十分認識しているとしたうえで、米経済の下支えを目的としたFRBの積極的な政策措置は国外にも恩恵をもたらすとの見方を示した。
理事はパネルディスカッションで「ボラティリティを抑制するため、できる限り明確に今後の計画を示す責任がFRBにはある」と述べた。
そのうえで「われわれは需要の押し上げに努めており、これは世界中の経済にとって有益だ」と主張した。
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