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 2013/9/6(金)
 第三銀、12億円不良債権か 農産品輸入業者が整理通知
 【松阪】第三銀行(松阪市京町、岩間弘頭取)は五日、農産品輸入卸売業「ジャパンゼネラル」(四日市市新正三丁目、服部俊昭社長)から債務整理の開始通知を受理したと発表した。同社に対する同行の債権は五日現在で十二億七千三百万円。同行は「不良債権となる可能性もある」としている。

 同行によると、通知は同行に対し、ジ社の債務残高が分かる書面の提出を求めている。破産手続きも視野に入れた文言が盛り込まれているという。ジ社の委託を受けた弁護士事務所を通じて四日、同行に届いた。

 同行は「財務諸表などの書類を見返しても、経営状況は決して悪いとは言い難く、ジ社が直ちに破綻する理由が見当たらない。ジ社の経営状況について把握するため、情報収集に努めている」としている。

 同行などによると、ジ社は平成四年七月に設立し、資本金は一千万円。昨年六月期決算の売上高は約八十九億円。純利益七百万円を計上していた。食肉や穀物類の輸入や運動などの代行業務を手掛けている。

 ジ社の社員は取材に対し、「状況が分からず、説明できる者も会社にいない。私自身ももう社員でないと告げられた。全て弁護士に任せているそうだが、どこの弁護士事務所かも分からない」




  
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