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経済
新規設定19年ぶりの高水準 9月投信 NISA向けなど新商品相次ぐ
2013.10.11 21:58
投資信託協会は11日、9月の投信の新規設定が117本に達したと発表した。平成6年2月(120本)以来、19年ぶりの高水準となった。来年1月に始まる少額投資非課税制度(NISA)や安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による国内市場の活況を受け、各社が国内株式などに投資する新商品の発売が相次いでいることが大きい。
販売額は7兆4337億円となり、解約・償還額を差し引くと9649億円の資金純増で、純増は3カ月連続。株式投信の純増額は5009億円で、8カ月連続の流入超だった。
個別の投信では、国内株式に投資する商品の販売が増加している。9月の国内株式型の販売額は2343億円で、同協会は「月平均で1千億円を割り込んでいた昨年よりも3~4倍程度の水準を維持している」という。
同協会の乾文男副会長は「東京五輪や安倍政権のさまざまな経済政策を受け、国内株に投資する投信が順調さを維持している」と指摘。その上で「今後も、しばらくこういった状況は続くだろう」と話している。
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