石破幹事長:TPP公約「数字巡る議論しない」
毎日新聞 2013年10月11日 21時19分
自民党の石破茂幹事長は11日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉で「重要5項目(586品目)を死守する」とした党公約と、同党が重要5項目の関税撤廃ができるか検証することの整合性について、「自民党を信じて1票を投じた方々が判断することだ。今数字を巡る議論はしない」と述べた。
札幌市内で「586品目が一つでも関税撤廃されたら、(本当に)公約を守ったことになるのか」との記者団の質問に答えた。政府・自民党は国内に影響が大きい品目を守ることで、重要5項目の大枠を維持したとアピールし、「公約違反」との批判を避けたい考えだ。【高橋恵子】