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17歳・鍋谷が7位発進!史上最年少プロ転向、遼超えの高校生

最終9番をイーグルで締め、ガッツポーズする鍋谷

 ◆男子プロゴルフツアー トーシントーナメント第1日(10日・トーシンGCセントラルC=7008ヤード、パー72) 高校生プロで今季ツアー初出場の鍋谷太一(17)=フリー=が1イーグル、5バーディーの65をマーク。7アンダーで首位に3打差の7位につけた。昨年9月に石川遼よりも早い、史上最年少の16歳99日でプロ転向を表明した最年少ツアープロが好発進を決めた。昨年優勝の呉阿順(28)=上海湯臣GC=が10アンダーで首位。1打差の2位に藤本佳則(23)=フリー=。

 注目されてこそ燃える。スコアを伸ばす17歳の高校生プロに、多数のカメラマンが集まった最終9番(パー5)だ。「急に人が増えて、すごいな~って感じ。緊張もしたけど、うれしい気持ちの方が上回りました」。残り187ヤードの第2打は、6アイアンで左1メートルにつけるスーパーショット。イーグルパットを楽に沈めて、ド派手なガッツポーズを繰り出した。

 マンデー予選会(7日)で3位に入ってつかんだ今季初のツアー出場権。15番のパー3では7アイアンで1・5メートルにつけ、1番では12メートルのフックラインを沈めた。7アンダーに「最高の一言です。パターが良くて、距離感もさえて、ホンマに良かったです」。大阪生まれの高校2年生は何度も白い歯をこぼした。

 昨年9月、チャレンジツアーの予選会を通過したことで、プロ転向を決断。16歳99日での転向は、08年に16歳115日でプロ転向を表明した石川よりも早い。「遼さんや、マキロイ選手は若くてプロになって、あこがれていた。モチベーションも上がりました」

 だからといって、学業もおろそかにはしていない。「勉強も結構やってますよ。社会が得意です」。大阪学芸高では特技コースに所属。クラスメートにはアイドルグループのメンバーや、サッカーC大阪ユースに所属する選手もいる。「ちゃんと卒業するまで通いたい」ときっぱり。

 夢は米ツアーだ。今年6月にはジュニアの代表チームの一員として米国でプレー。「環境とかが全然違ってすごかった。将来は米国に行きたいです」。松山、石川が新たな挑戦をスタートさせる一方で、国内の舞台は最年少ツアープロが盛り上げる。

 ◆鍋谷 太一(なべたに・たいち)1996年6月19日、大阪市平野区生まれ。17歳。ティーチングプロの父・忠治さん(48)の影響で8歳からゴルフを始める。アマでは2012年関西ジュニア優勝、同8月の関西オープンでは31位に入った。同9月にプロ転向。あこがれの選手は藤田寛之。得意クラブは3アイアン。ドライバーの平均飛距離は290ヤード。175・5センチ、62キロ。

(2013年10月11日06時05分  スポーツ報知)

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