オンタリオ州はカナダの東部に位置する日本の面積の約3倍の地域に1300万人(カナダ全人口の約1/3)が暮らしている、カナダ経済の中心地です。カナダ全体のGDPの約40%を占め、多くの国内外企業の本社や拠点があります。また日系企業も100社以上進出しています。
グラフ:オンタリオ州と他の州・準州とのGDP規模比較表(2006年現在)
オンタリオ州は、北米東部地域の、ニューヨーク、シカゴ、デトロイト、ボストンなどの大都市へのアクセスが良好で、域内消費人口は、155百万人と巨大な市場を抱えています。そのため、製造業、金融サービス業、情報技術通信(ICT)産業、ヘルスケア、エンターティメントなど多くの産業が盛んで、アメリカを含め北米地域でトップクラスの産業集積地となっています。
図:オンタリオ州の市場規模
カナダは毎年25万ー30万人の移民が来ていますが、オンタリオ州にはその半分以上、60%近い移民がきます。その移民の中心は、中国やインドを中心とするアジア地域からの高学歴や富裕層、中間層の人たちで、住宅取得意欲も強く、カナダ経済やオンタリオ州経済、また不動産市場の活性化に大きく貢献しています。
グラフ:オンタリオ州はカナダ国内のどの州よりも多くの移民を惹きつけている(2007年現在)
オンタリオ州の人口の半分は、このトロントを中心として都市圏(GTA)にすんでいます。そしてこの地域の人口は、今後10-20年で150-200万人も増加すると予想されます。この人口増加を吸収するためには、
が必要となります。こうした中長期的なトレンドは、短期的な景気変動の影響を受けにくいのです。そのために落ち着いた投資の対象となるのです。
地域 | 現在の人口(2009) | 予想人口(2020) | 増加率(%) |
オンタリオ州 | 12,986,857 | 14,982,600 | 15.3% |
GTA | 6,173,790 | 7,308,495 | 18.4% |
(1)トロント | 2,676,741 | 2,903,297 | 8.5% |
(2)ヨーク | 1,034,989 | 1,348,174 | 27.6% |
(3)ホルトンヒルズ | 490,790 | 620,790 | 22.6% |
(4)ピール | 1,355,911 | 1,699,333 | 25.3% |
(5)ダーラム | 459,601 | 562,608 | 22.4% |
(6)シムコー | 616,041 | 737,289 | 19.8% |