和田監督(後ろ)が見守る前で打撃練習を行った桧山。ラッキーボーイ出現を熱望【拡大】
今季限りで引退する阪神・桧山進次郎外野手(44)が10日、甲子園での全体練習後「プレーオフ男」の出現を熱望した。
「のった選手がいるチームが強い。手を付けられなくなるからね。そういう選手がたくさんいたら、勢いがつく」
神様がポイントに掲げたのは「自分から仕掛けないといけない」ということだった。短期決戦となれば、緊張感は増す。だからといって、縮こまってはいけない。和田監督も伏兵に期待をかけるなか、同調した形だ。フリー打撃などで汗を流した桧山自身も気合を入れ直した。
「1本出れば、次が楽になる。思い切っていける。結果が出ないとあっという間に終わる」
ラッキーボーイよ、出てこい! 1日でも長くユニホームを着させてくれ!! それが代打の神様の願いだ。 (小松 真也)
(紙面から)