8月第3次産業活動指数は前月比+0.7%の100.4、3カ月ぶりに上昇=経済産業省
[東京 10日 ロイター] - 経済産業省が10日に発表した8月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は前月比プラス0.7%の100.4(2005年平均=100.0)と、3カ月ぶりに上昇した。
前月比で上昇に寄与したのは7業種。「学術研究、専門・技術サービス業」は「その他の広告等、公認会計士事務所、税理士事務所」の業種を中心に2.4%上昇したほか、「生活関連サービス業、娯楽業」と「宿泊業、飲食サービス業」がそれぞれ1.9%上昇した。「生活関連サービス業、娯楽業」は「美容業、洗濯業等」が、「宿泊業、飲食サービス業」では「旅館等、遊興飲食店等」が上昇に貢献した。
一方5業種が前月比で低下した。「複合サービス事業」が4.3%低下したのを筆頭に、「金融業、保険業」は「金融商品取引業等」を主因に0.6%、「不動産業、物品賃貸業」は「戸建住宅売買業等」が寄与し0.4%、それぞれ低下した。
一方、「運輸業、郵便業」は前月比横ばいだった。
*経済産業省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
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